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幼妻のアブない日常
官能リレー小説 - 若奥さん

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幼妻のアブない日常 38

人の目があるので外で会うのは憚られた…
だからといって昼間旦那がいないからといって、自分の家に呼ぶ気にもなれなかった。
「真紀の家じゃ駄目かな…?」
麻友ちゃん無しで会うのだから、頼るのは真紀しかいないのだ…
「それじゃあお店にしようよ。その時間だったら営業前だし、マネージャーに言って鍵借りとくからさ…」
真紀の言うお店って…高級マンションの一室にあるSMクラブよね…?
まあ確かに人目につくことは無いだろうけど…


…作戦決行当日。
「営業してないと至って普通なんだね」
「でしょ」
真紀の働く店、普段は接客するソファーに座って2人で待つ。
彼に連絡すると、二つ返事でOKしてくれた。
意外に思ったけど、話ができるのだからありがたい。

インターホンが鳴り、玄関で出迎える。
「あの、初めまして…」
誰もが羨む美少年、龍一くんの登場だ。

「あれぇ?…1人じゃなかったの?…」
龍一くんの背後にいるスーツの男…結衣子は眉をしかめる…

「あっ、この人僕のマネージャー…なんだかついて来っちゃって;…」
麻友ちゃんが怪しんでいる龍一くんの彼氏って訳か…

「初めまして、星野真紀です。ようこそ、女の城へ。
本来は、本人以外からの依頼には応じないんだけど、古い付き合いの結衣子の友人の頼みとあって、特別に受けました。
それにしても、佐原麻友さん…あんなに優しくて綺麗な方を、貴方には勿体無いわ。グループらしく、仲間同士で慰め合いなさい」
「何だ、あんた失礼だろ。僕を福山龍一と知って…」
真紀のボンデージ衣装に引きかけていたが、なんとか龍一くんは反論する。
「お黙り!誰が勝手に口を開いていいといったの?言ってないわよね。それに、アンタじゃないわ!龍一、真紀様と呼びなさい!女みたいな顔した薄汚いオカマの分際で」
人気アイドルを前にしても微塵も怯まないのはミーハーの自称女王様と違って、元体育会系でプロの迫力を感じる。
「おい、ヤクザの女か何かか?俺の事務所の力を知らないのか?このマネージャーだってな、黒帯だぞ」
「サシで話もできない分際で生意気ね。オカマ野郎にはそれがお似合いだわ」
「オカマなんかじゃない、バイセクシャルだ。今時女王様なんて、バラエティのネタなんだよ」
「女王様じゃないわ!S嬢よ、女子高生のオナペットの分際で女が抱けるの?」

「うるせえよ!」
イライラの限界が来たのか、龍一くんが真紀をソファーに押し倒す。
いきなりの行為だが、何となく想像はついていたし私は止めずに様子をうかがう。
真紀も余裕の表情だ。

「それ以上のこと、できる勇気ある?」
「俺だって男だからな…」

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