幼妻のアブない日常 31
素直になった彼に少し好感を覚える…やっぱり童貞はこうでなくちゃっね。
「それじゃお姉さんが1から教えて上げるからズボン脱いで…」
「あっ;…はい、」
顔を赤らめながらカチャカチャとベルトを解く彼…
案の定チャックから表れたのはトランクス;…まあ白のブリーフよりかはまだマシだけど、今時の若者がトランクスってありなの?;…
結衣子は今や旦那だって穿かなくなった彼のトランクスを見て、苦く笑う;…
そんなトランクスの下からでもはっきり勃起してるのが見て取れる。
そこまでおったててれば痴漢に走るのも無理ないか?でも犯罪はダメだよ。
「そういえば、キミの名前聞いてないな」
「名乗るほどのモノじゃないです」
「だーめー。私のことは知ってんでしょ。不公平じゃない」
「…ですか?」
彼は観念したようだ。
「し、晋也…です」
「晋也くんね。学生さん?」
「はい」
「童貞?」
「は……え、ええっ!?」
動揺する晋也くんのポケットから手帳が落ちる…
「…岡崎晋也、20歳…まぁ国立大の学生じゃないぃ…」
その学生手帳を読み上げ結衣子は驚く…その大学が難関中の難関であることは結衣子だって知っていた。
「まあ…一応…」
自分の素性を知られ動揺する晋也くん…だけどどこか満更でも無いような表情が見て取れる…
将来は約束されたようなエリートなのね〜。そんなすごい彼を犯罪者にしたらダメじゃない。ここは一肌脱がないと!
「女の子と出会いってないの?」
「それが思ったよりも…今までは勉強一筋で親から禁止されていたものだって多かったし…」
勉強机の横に着いて、ちゃんと勉強しているかどうか絶えず見張っている親も少なくないと聞いた…
そんな自慰もままならない生活の中じゃ、性欲も屈折して当然かもしれないはね…;
「それで電車の中で痴漢?…こんなことがバレたら、せっかくいい大学に入ったのに君の人生お先真っ暗だよぉ‥」
「あっ;はぃ…、何でもしますから…このことは無かったことにして貰えませんかね;…」
「クス‥それって虫がいい気もしないでもないけど…本当に何でもする覚悟はあるのぉ?…」