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幼妻のアブない日常
官能リレー小説 - 若奥さん

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幼妻のアブない日常 30

…再び意識を取り戻した時には、独特の鼻につくにおいが漂っていた。
稜真くんが発射しただろう白濁液が身体についている。
真央はぐったりと壁に身を預けていた。1人でイッちゃったのかな…

「…ああ」
放心状態の稜真くん。
その唇に、私は軽くキスをした。

「あの子、一度に童貞と処女卒業したわね」
「処女って?」
「アナルの方よ。ああいうプレイをペギングっていうんだって」

かつて一人でペニス二本で楽しんだけど、女二人で男の子の前後を楽しめるってのも楽しい。今度真央が持ってるようなグッズを私も入手しておこう。
私と真央はシャワーでザーメンを丁寧に洗い落とす。人妻である以上、家には持ち込めない匂いだからだ。
稜真くんの股間も二人でウェットティッシュで拭いてあげてから、そっと更衣室から送り出す。


……………………
スタジオでの撮影が予定以上に長引いてしまった。
久しぶりに少年誌のグラビアでページ数も割と多く設けてもらえたのか衣装もシチュエーションもいろいろ考えられて楽しかったからまあいいかな。

夫には帰りが遅くなるとメールを入れた。
『仕事だったんだから無理せずゆっくり帰って来なよ』
と優しい気遣いのあるメールが返ってきた。
私の仕事に理解ある人でホントに感謝しないといけない。


ちょうど帰宅ラッシュの時間帯で電車は混んでいる。
ギリギリのところで身体を詰めるとなんとかドアが閉まる。
仕方ない。少しの辛抱だ。

「………えっ?」
電車が動き出して数分後、お尻を掴まれるような感触がした。
「あっ……これって」
その次は胸あたり…やだ、痴漢かなぁ…

「アイエエエエ!」
私は痴漢の手を掴み返す。彼は情けない声を上げて狼狽している。感触としてはほっそりしているし、酒タバコや加齢臭もない。もしかしてティーンかもしれない。
「次の駅で降りて!いい?」
「アッハイ」
手首を掴んだまま、顔を見上げると内気そうな男の子だ。
「なんであんなことしたの?」
「あの、あまりにヤバイ級グラドルのユイコ=サンにそっくりだったから、触りたくなって…」
「私が正真正銘の巽結衣子よ」
「そういうの、やめろ!」
「私が嘘付いてるっていうの?」
「アバーッ!」
私は思わず彼の腕にアームロックをかますと、彼はまた悲鳴を上げた。
「事務所に言うわよ。裁判する覚悟はある?」
「すまんな、本当にすまん」
私のファンらしいが、どこか変わっている。
「ねえ、君って童貞?」
「答える義理はありませんな」
「もしやらせてくれたら、不問にしてもいいって言ってるの。分かる?」
彼は無言で頷いた。私のファンを犯罪者にするわけにも行かないし、童貞なら食わない手はない。

宣言通り次の駅で降りる。
彼の手を半ば強引に引っ張って改札を通り過ぎ、駅前のホテルへチェックイン。

「あ、あのっ、俺…」
「何かな、私の身体を堪能して、不満?」
「い、いえ、全然そんなことはないですっ、サー!」

…やっぱりどこか変わってるなこの子。なんか変にメタなものに感化されてるっていうか。

ああ、帰りはだいぶ遅くなるかも。する前に夫にメールしておこう…優しい彼のことだからきっと大丈夫だろうけど、今度たっぷり埋め合わせしないといけないなぁ。

「結衣子さんと俺がこんな…」
「童貞でしょ?ムードも必要よ。駅のトイレとかで一発じゃ、私だってちょっと無理だよ」
「は、はい…」

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