幼妻のアブない日常 270
此処が別宅だって言うんだから、世田谷の本宅はさぞかし凄い豪邸なんだろう…
ここまで凄いともう羨ましいなんて気持ちさえも涌いてこないけど…
「さぁあ遠慮しないで上がってぇ…2階の広間にベッドを運ばせたからぁ〜」
「べ、ベッド!?」
「な、何するつもりなんでしょうか…」
舞の言葉に彼らはまた驚くことに。
「ふふ、何するって、年頃の男と女が集まったら、することは一つしかないじゃない」
舞は微笑んだ。
「2人ともそんな経験ないの??」
舞の問いにに目を白黒させる男子二人…
応えられないところを見ると、その期待は大かしらねぇ…
まあそれを期待して来た瑠璃ちゃんはいいとしても、ずっと年下の梨々子までもがそんな目を輝かせることも無いんじゃないかしら;…
彼らはおそらく童貞、梨々子は経験済み、その差は歴然。
ニコニコ愛くるしい微笑みが凶器だ。
「さあ、まずはお二人、シャワーで身を清めてくるかしら?」
「え、えっ」
「私一緒に入りた〜い」
「身体洗いっこしよっかぁ」
「あ、あの…」
ああ、もう完全にこっちのペースね。
あんな偉そうなことを言ってた割りにドギマギしちゃって…
まあオタクに有りがちな、自分を棚に上げての頭デッカチな言動だった訳なのねぇ…
「さぁ早く浴びて来てちょうだい…皮の中までちゃんと綺麗綺麗にしてくるのよぉ〜」