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幼妻のアブない日常
官能リレー小説 - 若奥さん

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幼妻のアブない日常 256

「うわぁ嬉しいぃ!…家でも私のこと考えてくれていたなんて感激ですぅ〜」
「あっいや;…だからお前の胸を妄想して…一人で厭らしいことしてたってことだぜ;…」

「それは私も一緒ですからぁ〜…先輩の競泳用パンツの中身…ずっと気になっていたんですものぉ…」

慎一郎さんの姿を見て、私の身体の奥底が熱くなるのがわかる。
ずっと思いしたためてきたことを、言うチャンスなんだ。

「先輩…大好きです」
「高梨…」
「下の名前で呼んでください。結衣子、って…」

私は慎一郎さんに近寄り、そっと抱きついた。

「分かったよ結衣子…僕も凄く興奮してるから凄く嬉しい…けど」
慎一郎さんはそんな私の肩を掴み、そっと身体を引き離す…

えっ?…
「“けど”って…どういうことなんです?…」
嫌な予感が頭を過る…

「僕だって出来るもんならすぐにでもヤリたい…結衣子は僕にとっては理想な体型をしているからね…」
「だったら…」

「でも今は…」
そこで口ごもってしまう慎一郎さんにもどかしさを覚える。
今だったら無理やりにでも私を犯すくらいだけど、このころはそれとは正反対だったのだ。

「ごめん」
その一言とともに唇が重なった。
私にとって、ファーストキス。

それはある意味、甘く酸っぱいキスになってしまったのだけど、今の私にとっては最高の思い出だ…

「へぇ〜なんだか感激しちゃったな…」
玲衣子が染々と言う…

「だけどどうして、お義兄さんはその時結衣姉ぇとしなかったのかしら?…」

「それはもちろん私がまだ小学生だったってこともあったんでしょうけど、慎一郎さんはそれよりも、ちゃんとした心の繋がりを結んでから、私を抱きたかったらしいは…」

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