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幼妻のアブない日常
官能リレー小説 - 若奥さん

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幼妻のアブない日常 232

ここにいるのが瑠璃ちゃんだったらその言葉にも耳を貸していたかもしれないけど、玲衣子は中学3年生…梨々子に至ってはまだ中学1年生だ…
ここは四姉妹の長女としてはお断りするのが当然よね…

それでもまあ、相手のお兄さんがナンパ慣れした遊び人じゃなかったら考え無いでも無いんだけど…
とても私の好きな童貞くんには見えないしね;…

「えへへへっ、面白そうだね〜」
「開店まで時間あるしさ、ちょっと暇つぶしにいいんじゃない?」

おいおい、玲衣子も梨々子も…まだ何も知らないんじゃ…

妹2人が車に乗り込んでしまう。
ナンパしてきた彼も口が上手くて、乗っちゃうのもわかるんだけど。

「ありがとうございます。皆さんにお相手してほしいのは僕じゃなくて、別の彼のお悩み相談でして」
「はあ…??」

見た目とは違って真面目な口振りに変わる彼…
案外思っていたよりも好青年だったりするのかしら?…

「それってどういうこんなんです?…貴方は自分以外の他の誰かの為に、私たちに声を掛けてきたってことなの?…」

「すいません紛らわしいことしてしまって…実は貴女たちに会って欲しい奴は、今街中でナンパなんて出来る状態じゃ無いんもんで…」

「はあ…」
なんか訳ありな言い方だなぁ。

「そいつもモテたい気持ちはいっぱいあるんですよ。でも、なかなか、ね。それをお嬢さん型に何とかしてもらいたくて。優しそうな方々と思って声をかけたんです」
「うーん…」

「人助けってことですねぇ」
「私たちでいいんですかぁ?」
妹たちはなんだかノリがいい。
この歳で男を知ってるのかしらね?

まあ田舎育ちの子供だからこその無邪気さなんだろうけど、ちょっと心配にもなる…

「変なことでは無いでしょうねぇ?…もし危険なことでもあったら、直ぐに警察呼ぶはよ…」
自分一人だったらここまで警戒はしないだろうけど、妹たちが一緒だとそうもいかないものね…

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