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幼妻のアブない日常
官能リレー小説 - 若奥さん

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幼妻のアブない日常 224

こうして私は隼人くんに連絡先を教え、私も教えてもらうのだった。

紗花に紹介され、隼人くんと秘密のつながりを持って数週間、ダーリンは「一時帰国」を終えまた赴任先に戻るのを見送り、再び一人になった我が家。
最近は龍之介くんも忙しいのか来なくなってしまった。ちょっと寂しい。

しかしその代わりと言っては、なんだけど。

「こんな広いお部屋に一人じゃ寂しいんでしょ」
「まあね、しかたないけど」

高梨瑠璃子、18歳の女子高生。
高梨は私の旧姓…なのでお分かりいただけるだろう。私の可愛い可愛い妹だ。

受験生の彼女が、予備校に通うために休みを利用して暫くの間、我が家にホームステイ…
まあ私としてみたら、ダーリンも居ないのだから気楽ではあるんだけどね…

「お義兄さんがいないなんて、なんかちょっとガッカリだな…」
「もぉお瑠璃ちゃんったらそんなこと言って;…瑠璃ちゃんからしてみたら彼なんかもうオジサンじゃない?…」

「ふふん、お姉ちゃんはわかってなーい」
「何がよ」
「同級生なんかより、断然年上の男の人が好みなんだもんっ」
「あらー」

うん、そういう魅力に取りつかれるのってある意味当たり前かも。
私も瑠璃ちゃんの歳の頃には年上に憧れってあったもんなぁ。
それでダーリンと…だもんなぁ。

今にして思うと、童貞くんを選び放題だったあの年代の頃に…もっと童貞くん相手に遊んでいればよかったなんて思うけど、まああの時分は童貞くんよりもダーリンみたいな歳上の男に魅力を感じていたんだから、それも仕方ないはよね;…

「そんなこと言っても、瑠璃ちゃんだって彼氏ぐらいはいるんでしょ?…」

「ふふっ、お姉ちゃんってば目敏い」
「姉妹だからね」
瑠璃ちゃんも隠すことはしない。私たち姉妹はずっと仲良しでやってきたからね。

余談だけど、瑠璃ちゃんの下にもう2人妹がいる。
中学生と小学生。お父さんからしたら一人は男の子欲しかったんだろうけど。

「同級生じゃないわけね」
「うん、先生だよ」

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