幼妻のアブない日常 207
身体はその快感に酔いしれるのに、頭の中はどこか冷めている自分に気づく…
まるで身体と精神がバラバラになってしまったような気さえしてしまう…
早くイッて欲しい…
結衣子はその筋肉質な身体にしがみつきながら、渾身の限りに膣内を締め付けた…
「っ……よし、そろそろ、だな、いくぞ…!!!」
「あ、あっ!?ああああ〜っ!!!」
ダーリンもついに限界に達し、膣内にドクドクと熱い精子が流し込まれる。
それをいっぱいに受け止めながら、私は意識を手放した。
「愛してるぞ、結衣子」
その夜はあっという間に過ぎていく。
気持ちよさそうに鼾をかくダーリンの横で、結衣子は眠りにつけないでいた…
もちろんあれだけヤったのだから身体は疲れていた…
だけどダーリンとのセックスを考えるとどこかいたたまれずに、脳が冴えてしまうのだ…
きっとダーリンとはセックスの相性が悪いのだ…
それは前々から感じてはいたことなのに、そうは思いたくは無いと…自分をいい聞かせていたことなのだ…
そんなことこれっぽっちも考えたくないことだった。
ダーリンが出張中、真紀に誘われ夏の海で童貞くんを逆ナンしてセックスしたあの日…それを知ってしまった…
そしてそれがホントのことだって確信してしまった…
私、どうすればいいんだろう。
何故だか、涙が込み上げてきてしまった。
世の中には満たされ無いセックスをしている夫婦は数多といることは知っていた…
それに比べれば自分はマシなのだといい聞かせる…
だけど…
白々と明けてくる窓の外を眺めながら、この満たされない思いは童貞くんに補ってもらえばいい…と、結衣子は苦く微笑んだ…