幼妻のアブない日常 181
「おお、結衣子ちゃん、これはまた…キツくされたらどうにかなっちゃうじゃないか…」
「ああ〜ん、三津さんも、一緒にイって、イって…!!」
「くうっ…!」
三津さんが顔をしかめる。
私の中に熱い塊が押し寄せる。
私もヒクヒクと身体を痙攣させながら、快感の渦の中に落ちていく…
今までに若い子にも何度もイカせて貰ったけど、やっぱり熟練なる男性のそれは比べ物にならない…
結衣子は頭の中を真っ白にさせながら、意識を手放していった…
意識が戻った時には、ホテルの外はもう真っ暗。
「結衣子ちゃん、目覚めたかい?」
「あっ、すいません…」
「なかなか起きないから、そんなに気持ちいのかと思ってな」
「最高でした。今までで一番…」
「それは旦那さんとに取っといてくれよ」
三津さんは苦笑いした。
私にとって、いろいろ勉強になり、成長できた南の島での経験だった。
その後に発売された私がグラビアを飾った雑誌は、このご時世には珍しく重版が掛かった。
それはやっぱり、三津さんの腕の力に寄るところであるのは間違いないのだけど、それでも私の知名度は向上し、トップクラスのグラドルとしての地位に上り詰めた。
三津さんに私は、そっちの面でもかなり成長させてもらえたのだ。
…この秋のクールから、朝の人気情報番組のリポーターを務めることになった。
出番は週一だけど、打ち合わせから参加するとかなりの早起きになる。
「巽さん、今日もよろしくお願いしますー」
「はい、こちらこそ!」
メインキャスターを務める女子アナ、金沢雪菜さん。
入社3年目での大役を毎朝こなしている。