口を離し、目の前のモノを感心しながらまじまじと眺める…
褐色の幹の上に君臨する、濡れ光るピンクの亀頭だけがどこか浮いて見えた…

「普段は…被っているの？…」
指先で雁下の皮を引き上げ、亀頭にそれを被せながら井上くんを見上げる…

「まあ…そうですね…」
恥ずかしそうに俯く姿は変わらない。

「結衣子さんは…そういう男、軽蔑しますか？」
「全然。皮被ってたって何が悪いの？ニオイが酷い？それは、これとは関係ないじゃない」
「…はあ」

「前向いていこう。私が自信つけさせてあげるから」
背を向け、井上くんの両手におっぱいを掴ませる。

「す、凄い柔らかいんですね…」
上摩った声に、こうすることさえ初めてなんだと察してしまう…

「ゆっくりと揉んで…乳首が勃ってるの…分かるでしょ？」
「ぅわぁ；…乳首ですかぁ？…」

結衣子のお尻に当たっていた井上くんの硬直が、ドクンと波打つのが分かった…

私のおっぱいをモミモミするだけでこの硬直がさらに逞しさを増していく。考えるだけで興奮しちゃうな。

「柔らかいです…結衣子さんのおっぱい…」
「触るの初めて？」
「触るだけなら以前…悠木真央さんの…」
「あら、真央の触ったんだ〜」

悠木真央…私とは同期デビューだけど、知名度では圧倒的に彼女の方が上だ。

「それで揉んだだけで終っちゃったの？…」
あの強欲の真央が、それだけで終らせたとは信じられなかった…

「あっ；…何か挿れることは出来なかったんですけど；…」

「“けど…”って？…」
やっぱり…何か真央にヤラれちゃった訳ねぇ…