幼妻のアブない日常 162
ニーナが素直に告白してくれた以上、私がはぐらかすわけにはいかないよね。
「私、中学生の頃水泳部でね。自慢じゃないけど大会上位にもなれたんだ」
「結衣子って意外にスポーツできるんだよね」
「まあね。で、初めては水泳部の先輩なの」
「先輩ってことは、相手の男の子は14か15って訳ね?…」
「うん私が中学2年だったから、相手は15だったんだと思うは…」
「へぇ〜芽生えたばかりの若い二人の初体験だったのねぇ〜」
「うん…手探り状態の二人だったから、それこそ大変だったのよ…」
今だから思うけど、あんなにテンパることってそうはないと思う。
童貞と処女、ありがちだけどこの組み合わせはなかなか大変。
何しようか、ゴムどうやってつけるか、痛すぎたわ、もう大変だった。
その時、その先輩は好きな人だったから、エッチできて嬉しかったんだけどね。
「その先輩とはどうなったの?」
「何回かその後もしたよ、でも付き合うところまではいかなかった。その後プロになって、そこそこのレベルまで行って、今は大学でコーチやってるんだよね」
「へぇ〜なかなか美味しそうな男になっているんじゃない?…」
「まあそうかな?…でも初めを知っているだけに、そんな気にはとてもなれないはぁ…」
「そんなもんなの…?」
「うん…彼とは何度もヤッたけど、私…一度もイケなかったのよ…」
「あらぁあらぁ…今の結衣子では考えられないはね…」
ニーナには何度も絶頂に達しちゃうところを見られているからね…
今となってはあの頃は生みの苦しみだったかもしれない。
「ニーナこそ、盛ってた相手とはどうなっちゃったの?」
「身体の愛称は抜群だったけど、何もかもうまくはいかないのよね」
「まあね」
「結衣子、いい店があるから今夜は飲みましょ」
「うんっ」
…積もる話はその後も続いたのでした。