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幼妻のアブない日常
官能リレー小説 - 若奥さん

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幼妻のアブない日常 128

磨き抜かれたボディ。
男心を知り尽くした魅せるグラビア。
アラサーといえども第一線で走り続けるその姿は私たち若手グラドルにとって誰もが憧れる。

そんな杏子さんにやはりカメラを向けた男たちが群がり、無数のフラッシュを輝かせる。
杏子さんもその期待に違わぬパフォーマンスを見せている。

「やっぱり違うな」
「さすがって感じ」

その身の動きに結衣子もニーナも感心してしまう…

「杏子さんって最近は男性ばかりじゃなく、女性にも人気よね…」
「ええ、女性ファッション誌にもページを飾っているもの…」
「ああ、あのセックス特集でしょ?…私も思わず買っちゃったはよ;…」

男はアイドルに清さ、穢れのない姿を求める。
しかし女性はそうでもない。リアルな素顔と本音を語ったあの特集は幅広い世代の女性から支持があったそうだ。
もちろん私も…


撮影会は大盛況のうちにクライマックスを迎える。
最後は参加したグラドル全員で集合写真。

「それではここからはお楽しみの抽選会です…」
司会者の方が声を張り上げる。

そうそう、この後の最大のイベント…私とニーナ、それに杏子さんの3人と特設VIPルームで直接ご対面…こっちもドキドキするんだよなぁ。

「私にとってはこれからが本番よね…」
杏子さんが私とニーナに向かい微笑み掛けてくる…

「はい、でも当選するのって、オタクっぽいカメラ小僧じゃないかしら?…」
ニーナの言う通り、会場の大半はそんな男たちばかりだ。

「あらぁそんなことも無いはぁ…あの列の三番目の子なんて、なかなか可愛い顔しているじゃない…」

抽選を待つ集団。
細面のオタクや小太りのカメラ小僧の間に、異彩を放つ少年を発見する。
確かに違う。この中では浮いているようにも見えるんだけど。

「まあ、彼に当たるなんて天文学的確率で…」


「では呼び上げますね…11番の方!!」

「あっ…俺!?」
それはまさしく、杏子さんが言ったあの彼だった。

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