幼妻のアブない日常 127
続いて結衣子にも快楽の渦が襲ってきた…
意識が亮平と繋がった箇所だけに集まり、まるで自分が子宮だけの生き物になってしまったかのような錯覚に陥る…
気持ちいい…
その言葉とともに魂は浮遊し、部屋の高い所から、腰を振る亮平の力を込めた尻を眺めている自分いた…
逞しい。ダイナミックな動き。
これで女性との経験がご無沙汰だなんて信じられない。
機会があればまたお願いしよう、抱かれよう。そう思った。
私は一瞬、快楽に身を預け意識を飛ばす。
「結衣子さん」
「……あっ」
「申し訳ありませんが、そろそろお時間です」
亮平さんは既に仕事の顔に戻っていた。
「ありがと、すごく気持ち良かった…」
「僕もです」
あれだけ激しいセックスをしたというのに身体の疲れは全く無かった…
流石に亮平さん…
こんなことならもっと早くから亮平さんを指名しておけばよかった…
「次からは鈴木さんを専属でお願いしますね…」
結衣子は見送りに来た店長にそう言いサロンを後にした。
…都心部にあるレジャー施設。
そこのプールでちょっと規模の大きめな撮影会を行う。
最近はいろいろな仕事をしてきたが、これは久々の本業?グラビアのお仕事。
「たくさんいるなぁ」
「個人の握手会とかじゃ絶対来ないよね」
ニーナと集まったファンの姿を見て言う。
「結衣子ちゃんもニーナちゃんも今日はよろしくね」
杉森杏子さん。
グラドル界の顔ともいうべき人気を誇るベテランのお方だ。
「こちらこそです。」
「杏子さんとご一緒出来るなんて光栄です。」
結衣子とニーナは仄かに頬を赤らめる。
今やカリスマ的存在となった杏子が、こうやってファン集いを兼ねた撮影に参加すること自体珍しいことだった。