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幼妻のアブない日常
官能リレー小説 - 若奥さん

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幼妻のアブない日常 101

昔のドラマでは制服姿の女子高生が襲われたり、一人暮らしの家に侵入してバスタオルだけの女性を全裸にして襲うなんてシーンも有った。
それに比べたらソフトな時代だけど、監督の世代にはグラビアなんて脱いだり濡れ場も甘受する存在と考えているのかもしれない。
監督が真嶋ユウに恩を売るために、私を利用しただけかも…
真奈美さんも事務所の力関係や年齢の差で犯人を捕まえる婦警でなく、セリフが多い割に既に有罪ありきという旨味のない検事という配役に不満だった。
撮影の現場では同じ部屋で着替えるなんてありえない。レズを経験したわけではないけど、真奈美さんのボディにも見入ってしまう。
胸はビキニが似合いそうなサイズだけど、肩幅があってヒップは小さめだ。もう少し小柄でバストとヒップのバランスが良ければグラビアでも通用しそう。
「ところで、真紀をかなり信頼してるんですね」
「話したら、すぐ分かったの。下積み積んでるなって。それに、言葉に嘘がないわ」
「それは、当たってます。プライベートでも、遊びで仕切ってくれるんです。気配りの達人っていうか…」
「早くしたら?三本とも私が食べちゃうわよ」
「あらぁ真紀、ちゃんといい子揃えてくれたぁのぉ…?…」
「それゃあ真奈美さんと結衣子のご要望ですもの…それなりに苦労させていただいたはよ…」

このご時世、身体を売るいわゆる“娼年”と言われる男の子は多いって聞くけど、それでも真っさらの童貞を見つけるのは真紀でも難しいのかもしれないはね…

「無理言ってごめんね…、あの仕事の反動で、なんだか若いイケメンくんを嬲りたくなっちゃったのよ;…」

「そこは任せてよ。結衣子とは長い付き合いじゃない。それに、アンタがそういうの大好きだってのは前から知ってるし」
「だよねぇ…」
「似た者同士がそろってるのね」
「真奈美さんもですか」
もうすっかり打ち解けて、何も包み隠さない女の会話が楽しめる。

「早く着替えてらっしゃい、極上の時間が待ってるわよ」

流石に真紀だ…と感心してしまう…
容姿に長けていたとしても処女と同じで童貞は1回切りのもの…
そんな男の子、こんな商売の中でも貴重な存在だろうに…

「童貞くんだなんて今からウズウズするはぁ…」
真奈美さんは声を弾ませる。

「ええ、私はその子を真嶋ユウだと思って、充分にお返しさせて貰うつもりよ…」
そう思うだけで身体が熱く火照ってくる…

まるでドラマで演じた女の子の役が私に乗り移ってくるかのようだ。
彼女は真嶋ユウの演じた犯人によって命を落としてしまう…その恨みを…私も女優ってことかな…

「さあ、ごゆっくり」
真紀が扉を開けると2人の男の子がソファーに座っている。
10代、もしくは20代前半、少年のようなあどけなさがある。

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