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若妻遊戯
官能リレー小説 - 若奥さん

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若妻遊戯 10

俯いてそう言う彼。
何が小さい、のかは麻衣子も愛美もすぐに悟った。
愛美の自信を引き出すことが彼の前では裏目に出たような気がして麻衣子は申し訳ない思いを感じた。

「確かに、ソレを理由に別れを突きつける人もいるって聞くけど」
麻衣子と愛美は彼との距離を縮める。
「勃たない訳じゃないよね」
「私たちを見て、どう思っているかな…」

「ちょっと試してみようか?」
「どうするの?」
麻衣子はそっと愛美に耳打ちする。

「ちょっと、そんな事するの?」
耳打ちされた内容に抗議する愛美。
「貴女の魅力を試せるし、彼のがどんな物かも分かるでしょ?」
「……」
「ほら、いつ他の人が来るか分からないから邪魔が入らない内に」
「はぁ、分かったわよ」

「ゴメン、ちょっとだけ後ろ向いていてくれる?」
麻衣子が彼に頼む。
「はあ、良いですけど」
彼は素直に後ろを向いた。

そして愛美に準備を整えさせて麻衣子は言った。
「コッチを向いて良いわよ」

彼が振り返ると仰天した。愛美が右腕で両胸を隠し左手でアソコを隠しただけの状態で立っていたからだ。
「あ、あの?!」
「さっき軽く話したけどこの子も自分の魅力の事で悩んでるのよ。身長の割に胸が有るからアンバランスに見られるみたいでね」

「はあ……」
「そこでこの子の魅力について聞かせてもらいたいのと、序でに問題の貴方のアレのサイズを確認したいな……と思ったのよ」
麻衣子が理由を説明した。

「という事で立って」
「はあ?!」
「彼女の感想自体は後で聞くから、他の人が来ない内に立ってちょうだい。その慌て振りなら、少なくとも勃起自体はしてるんでしょう?」
「そ、それは……」
「早く。悲鳴を上げて人を呼ぶわよ」

彼はヤケクソ気味に立ち上がって、勃起したモノを数秒見せた後に座った。それを見て愛美も座った。
ちなみに麻衣子と愛美は内心
“まあ、確かに大きくないわね”と思った。


彼はさらに恥ずかしくなったのか俯いて麻衣子と愛美に視線を向けなくなってしまう。
そんな初心過ぎる反応に麻衣子は可愛さと一種の哀れみを感じながらも考える。

(彼はきっと、レオ君よりも年上ね。でも、モノのサイズはそれよりも遥かに劣っていた…いや、レオ君が異常なまでの大きさだったのかもしれない。あの子は外国の血を引いているのだし。彼にどうやって自信を持たせるかは…)

「ねぇ」
妄想モードに突入しかけた麻衣子は愛美の言葉で我に返る。
「私の裸、見たよね…その感想…なんかあった?」

「その…別れた彼女に似てるんです…とても魅力的で、タイプなんだけど…」

「それだとあくまで元カノさんに似てるから良いって事よね?」
「そう言えなくもないですけど、元々タイプの女性です」
「この胸はどう?」

愛美は両手で乳首や乳輪は隠しつつも、乳房の大きさはハッキリ分かる様に立ち膝になり、彼の近くに寄る。
「私の顔立ちや身長からいってバランス悪くない?もしかしたらペチャパイの方が似合ってる気もするんだけど?」
「元カノに似てる点は置いておいて、あくまで客観的な男性の意見を言ってあげてくれない?」

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