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若妻遊戯
官能リレー小説 - 若奥さん

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若妻遊戯 9

「あっ…ええ、ごめんなさい」
「お二人とも、結婚されているんですね」
「はい、旦那は仕事が忙しくて、そんな友達4人で」
「楽しそうで羨ましいです」

そう言う目の前の彼…は話しているだけではとても男性には見えなかった。
それに反して股間は…麻衣子はまたしてもレオとのことを思い出してしまう。

(あの子は最初は私の水着姿を見ているだけで顔を真っ赤にさせる可愛い男の子だったけど、脱がせてみたら予想外に立派な物を持っていたのよね。最初はされるがままだったあの子も後半は野獣化してオスの本能丸出しで私を蹂躙したわ。この人といいあの子といい見た目はどうであろうとも男は男でありオスなのね)

今日一日で、人を見た目で判断してはいけないという事を思い知らされた麻衣子だった。

(それにしても初々しかったあの子が私をあんなに激しく犯すようになるなんてね。今迄の相手の中で一番若くて弱そうなあの子が、私をメチャクチャに喰らい尽くす。大変だったけど今までで一番良かったわ)

考えている内に不安になってくる麻衣子。
(マズイ。私はレオ君にハマったかも。この先夫で満足出来るのかしら?初めてでアレだったあの子ならこの先)
「麻衣子!」
「?!」

また1人の世界に陥っていた麻衣子は愛美の声に現実に引き戻された。
「また、上の空?本当に大丈夫?」
「ゴメン。人は見た目だけで判断しちゃいけないんだなぁって思い知らされてたのよ」
「まあ、そうね」
2人の目の前の人物の事だけではないのだが、当然愛美は分からなかった。


…目の前にいた彼?は軽く会釈すると温泉から上がり、脱衣所へと姿を消した。
お湯に浸かっているのは麻衣子と愛美の2人だけだ。

「ふぅ」
「お疲れね」
「久しぶりに長いお休みが取れたからね。みんなに感謝しなくちゃ」
「それはお互い様よ」

子役から芸能界を知る愛美。
その胸は中学生のころあたりから急激に成長し始め、麻衣子ともさほど変わらない。
身長差があるので麻衣子よりも大きく見えるくらい。
そのため高校生のころになうとグラビアからの引き合いも多くあったが、愛美本人はやる気がなく断り続けた。
今は表からは距離を置き、舞台やミュージカルを中心に女優活動を続けている。

「愛美も思い切ってやってみたらいいと思うよ、グラビア」
「麻衣子ほどじゃないもの…」

2人がそう話している間に、新しい来客が訪れようとしていた。

ようやく来た異性に二人はワクワクする。仕事柄目線や気配に敏感だったので、ほぼ同時に察知する。
年下でどこかオドオドした様子がいかにも草食系っぽく、余裕のある二人を大胆にさせた。
麻衣子はそれとなく、愛美の乳房について魅力的か聞き、愛美に自信をもたせようと企むが、話しているうちに彼が傷心旅行だと聞かされた。
彼女の方の浮気が原因で、手切れ金とばかりに彼女と浮気相手から叩きつけられた金で来たと彼は告げる。
普段は週刊誌の目を気にする二人だが、逆に彼が浮気された原因に興味が向かい、質問すると性的な問題と聞かされて流石に気まずくなった。
「そうは言うけど、相性ってのもあるし…一概には言えないわ」
「そうよ、元々合わないところがあって、別れたいからわざと言っただけかもしれないし」
「でも、言われたんです。そんなのじゃ満足できないって。その、小さいって…」

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