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若妻遊戯
官能リレー小説 - 若奥さん

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若妻遊戯 60

会場には確実な証拠となるようカメラを設置してあるし各自でボイスレコーダーも持って万全を期している。

「愛美さんのためにも身体を張りますよ」
「このお礼は今度するよ」
エミリは意気込み恵介の誘惑に挑む。

そのエミリに代わってやってくるリサと慎一郎…勝負はこれからなのだ。

「愛美さん、彼女…窪川リサ、知ってるだろ?ご主人にもお会いしたことあるって」
「慎一郎さん、今日は麻衣子は?」
慎一郎は出来レースなのを分かっているので、ドヤ顔である。愛美は麻衣子が彼のどこに惹かれたのか不思議に思えた。しかし、女のお膳立てでも、ここまで堂々としていられるのも、思春期の少年のようで逆に微笑ましくも感じる。
「彼女、体調が悪いそうで…リサもグラビアをやってるから、僕にもいろいろ聞きたいそうで…」
「あら、例えば…どんな?」
二人は一瞬目配せをする。慎一郎は一旦リサから離れ、愛美と小声で話し始める。
「彼女、僕のプロフィール聞いた途端、積極的になったけど…まだまだガードが…」
「仕方のない人ね」

まだ手探り状態の慎一郎に愛美は少し苦笑いしながらも、こちらでペースを握っていくことを告げる。
「(麻衣子は完璧主義だから、逆にこういう不器用な人に惹かれるのかな)」
なんて考えながら。

愛美は慎一郎の身体を引き寄せ、自分から抱きつく。
そしてリサの目の前で慎一郎に甘える仕草をして見せた。

「いや〜、遥ちゃんのおっぱい、おっきいし触り心地最高!」
「んもう、スポンサーさんの御曹司じゃなかったら、腹パンするところよ」
「そっちが腹パンなら、俺は優花ちゃんに尻ムギュだぜ?」
「やだー、一人でお姉さんたちに触ってエッチー!」

瞬は大げさに酔ったふりをしつつ、二人のボディに触れた。当然リサの視界にも入る。
現役の頃なら、お触りなど許すタイプでないと知っていたし、瞬が若いとはいえ影響力を持つであろう人物に対して二人が媚びる様子に目を疑う。

「いいねえ、若いって」
「慎一郎さんだって、目が肥えてるじゃありませんか」

奔放な瞬を見て慎一郎も抱きついてくる愛美のヒップを撫でる。

「こんなに良いモノを持ってるのになんで今まで見せてこなかったんだい?」
「あっ、もう露骨なんだから…」
慎一郎の手は慣れたように愛美のヒップを撫で回す。
愛美は軽いボディタッチだけで甘い声を上げる。

「やあっ、瞬くんって積極的〜」
「目の前にこんなのがあったら男はイチコロだよ」
「あーん、私食べられちゃう〜」

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