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若妻遊戯
官能リレー小説 - 若奥さん

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若妻遊戯 59


「会場は愛美の家だし、前に芸能記者から撮られやすいポイントも聞いたから、対策は練ってるし外から漏れる心配はないわ。とにかく、全員がエッチできる流れにならなきゃ、意味ないの」
「でも、藍とじゃないんだろ?」
「私だって、別にあんたの奥さんじゃないし。それに、元アイドル二人目とできるチャンスってその辺にある?」
「それは感謝してるけど」
「男連中の中で一番若いのがアンタだから、遠慮は無用よ」

藍から瞬へのアドバイスは簡単なもの。
若さで突っ走れ、多少強引でも男を見せればそれでいい。

藍が優花と遥に瞬について説明すると、2人は興味津々で話に食いついた。
「私が女を教えたの。それでもよかったら相手できる?」
「藍が認めた男の子なら楽しみね」
「イケメンさんですよね?」
「顔も下半身も保証はするよ」

もちろん瞬の奔放さだけに期待するのでなく、リサ以外の元アイドルも示し合わせてセクシーな服装にする予定である。当然下着も勝負下着と気合の入れようだ。
要するにその服装につられて瞬が動き、その流れで他の男も元アイドルといい事ができればという流れを作る。酒の勢いもあるし、リサは愛美が対抗心を煽れば、共に慎一郎に向かう計算だ。
「元はあの人のファンだったんでしょ?」
「ちゃんと更生させたわ」
「土壇場で裏切らない?」
「童貞卒業させてもらった恩を覚えてるはずよ。それに、胸が大きければいいの」
「案外単純な子ね」
「そうよ、元々アイドルにそんなに興味なかったの」
「ファン過ぎても、怖いものね。足舐めさせてください、とか言われたらドン引きだし」

「そんな変態じゃないから、多少テンパるかもしれないけどごくごく普通の子だよ」
「そう、なら安心ね」
むしろ優花が気掛かりなのはリサの方だろう。
藍は反リサ派の筆頭格だ。優花もリサのことがグループ所属時代から気に入らないことこそあったがチームリーダーという立場上強くは言い出せなかった。


「ごめんね、エミリちゃん」
「いいんです、こっちこそリサが夫婦仲にヒビを入れさせてしまって…アイドルがみんなああじゃないって、分かって欲しいから」
愛美は慎一郎と関係をもつのは出来レースなので、彼の好みの髪型や下着にする程度しか準備はいらない。
しかし、夫をリサから引き離して自分と慎一郎との現場にこさせない為には、元アイドルの誘惑しかなかった。
「愛美さんの了解があれば浮気にならないんですよね。アイドルの時は恋愛禁止だったし、今でもあまりチャンスがないから…」
「リサとのプレイで変な癖がついてなければいいんだけど、妻でもそこは断言できないの」
「愛美さんこそ、リサと一本の竿をめぐって対決ですよね?」
「麻衣子の旦那さんとはするけど、どっぷりって訳じゃなくて、夫にリサが他の男と簡単に寝るって見せつけるため」
慎一郎の人間性も愛美はどうかと思うが、愛美が麻衣子と親しいと知ってる以上は愛美を抱いても認めることが出来ないという前提があるし、リサは独身でも慎一郎と関係を持った事実をいかに恵介に発覚させるかが重要だった。

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