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若妻遊戯
官能リレー小説 - 若奥さん

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若妻遊戯 55

結局二人に騎乗位で責められ、中折れになりそうになると前立腺マッサージで強制的に勃起させられて文字通り搾り取られた。
精も根も尽き果てるかと思われたが、夕食に振る舞われた肉料理を食べると彼は泥のように眠る。
「どうだった?翔くんは」
「若いし、顔もそこそこいいんだけど…アッチがね。サイズも持続力も…大人には物足りないわ。やっぱり、乱交はタフに限るわよ。太いモノで重い突きでなくっちゃ」
「そう?だったら太一くんの方がよかったかも。でも、あの子…小太りでしゃべり方も変なの」
「二人もセフレいるのは羨ましけど、両極端ね。じゃあ、翔くんに手術受けてもらえば?」
「皮はちゃんと剥けるから、必要ないわよ」
「切るんじゃなくて、亀頭に注射するの。そしたら、大きくなるし…入ってくる時に押し広げられて、やられちゃってるなって感じない?」
「亜美、あの子…その事で失恋してるから、言いにくいわ」
「だったら、もう一人握手会に送り込んだ子は?」
「レオ君ね、麻衣子のお手つきなんだけど…」
「いいじゃない、ハーフでしょ?一度遊んでみたいわ」
愛美と亜美は翔のことも忘れて深夜まで飲み明かした。


藍はかつてグループで一緒だった友人たちと食事をしていた。
彼女たちもグループ卒業後はグラビア、女優、バラエティ、さらにはキャスターや声優など多方面で活躍している。

「なんかこうやって集まるのって久しぶりだね」
藍は皆の顔を見渡しながら懐かしがる。

「あの頃は毎日のように顔合わしてたけど全然こんなことしなかったもんね」
そう言うのは今や大人気女優になった白川涼香。

「周りのムードをぶち壊す誰かさんがいた所為かもね」
「それは言わない約束だったでしょ」
「今だから言えるんだよね」
多少愚痴のようなものも出るけど笑顔でいられるのは仲がいいから。
笑顔でさらりと言い退けたのはバラエティでの切れ味あるトークで人気者になった神沢秋穂。

「あの人にはその頃から趣味のこととかでろくなこと言われてないからなぁ」
「それでも信念曲げずに続けてきたから今があるんじゃない」
「へへ、藍ちゃんありがと」
可愛く微笑むのはアニメオタクが高じて声優に転身した澤木エミリ。

もちろん『あの人』とは窪川リサのことである。

「最近すごいバッシングあったよね。可哀想なくらい」
「ちょっといい人ぶってない?」
「かわいそうってのは嘘。活動停止の記事見た時は嬉しくってワイン開けちゃった」
「一連の件は、私も手助けしたの」
藍は三人の前で自分も関わっていることを話す。
「藍が?!」
「別に個人的な恨みだけじゃなくて、友達の夫と不倫してるから…懲らしめるのに手を貸したの」
「それ、立派よね。好きでもないのに仲間だったからって、協力しなかったら…同類だもんね」
「不倫なんてするほうが、仲間への裏切りよ」
「そうそう、私達や現役で頑張ってる子までしてるって思われたらイメージダウンだし」
三人で藍を責める者は一人もいない。
「これはまたワインを開ける日が来るのかしら?」
「まだ期待出来そうね」
「本当?楽しみ〜」
「何か出来る事はある?ある程度なら相談に乗るわ」
「そうね、元メンバーだからこそ知っている事や元メンバーにしか出来ない事も有るでしょうし」
「賛成〜」
責めるどころかノリノリの3人である。

「そう、ありがとう。あなた達の事は伝えておくわ。場合によっては協力を要請するからよろしくね」
「まあ、程々にね」
「無理はしないでね」
「まっかせて〜」
積もる思いも有ってか大いに盛り上がる3人に、苦笑いの藍であった。

「別に裏で動いてるだけじゃないの。身近なところにいたあいつに騙されてた子を更生させたの」
「まさか実力行使?」
「幼なじみがあいつの胸だけでファンって公言したから、女を分かってないって…教えてあげたのよ」
「その子、チェリーでしょ?見た目に騙されるっていかにも女知らなさそう」
「そうよ、胸もあいつに負けてないって思い知らせたし」
「童貞なら彼女もいないし、寝とりにはならないもんね」
「獲得したファンをセフレにした所で、夫にバレなければいいの」
女子だけということもあって過激な報告に対しても、同棲にしか通用しない理論も飛び出す。
肉体関係以外の打算がなければいいという発想らしい。確かに、ホストクラブのほうが健全でないし、見るからに贅沢で彼女たちのイメージには合わない。
「それならさ、お友達のご主人も…私達の誰かがお相手してあげたら、リサなんか大した事ないって目覚めるんじゃない?」
「その人に許可取らなきゃ…あの人と同じじゃない」
「そうね、そういう協力の仕方もあるってプランの中に入れとくわ」

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