若妻遊戯 44
「私の事…なんて思ってるの?」
「グラビアアイドルだお」
「そう思われるのって…恥ずかしい気もするけど、なんだかいいわね。女優としてだと、役の事とか演技にダメ出しされそうで…嫌だし」
「こう見えても、紳士だお」
バスルームでは軽くシャワーで流し合っただけで、バスタオルで簡単に拭くとまた部屋に戻ってキスすると互いに股間に触れていた。
愛美は手コキしながら、彼の竿の太さや反りを感じつつ期待をふくらませながらも、指マンしてくる彼の爪がきちんと切られているのに気付く。
「愛美たん、濡れてきたお」
「あなたの…せいじゃない。それより…おっぱいは触ってくれないの?あの子のほうが良かった?」
「続きはベッドがいいお」
「うふふ、ムードにも拘るのね」
人は見た目によらないもの、ってホントなんだなぁ、と愛美は思う。
恵介や翔は一度スイッチが入ると終わりまでなかなか止まらないし、いざ本番中も激しくちょっと荒っぽい。
しかし太一はそれとは全然違う。
ベッドルームまで戻ると太一が愛美の身体を優しくベッドに倒す。
太一が覆い被さりそのまま長く熱いキス。
片手が乳房を、もう片方の手は下半身を沿って割れ目へと伸びる。
「ん、ん、んん、んっ、んんんっ」
太一のソフトなタッチだけで愛美は上り詰めてしまうんじゃないかと思えるほどの快感が襲う。
「愛美たん、もうアソコグチョグチョだお」
「あぁ…そんな、あなたが、そうさせてる、のにっ」
「こんなに糸引く女の子はそうはいないお」
太一が愛美にべとべとになった自分の手を見せる。
「我慢できないの…早く君のが欲しいの」
「もっと慣らさないと駄目だお」
「やっ、あ……あぁぁぁあん!!!」
太一の執拗な指攻めに、愛美は身体を震わせ絶叫する。
愛美は驚いていた。どうせ太一は童貞かソレに近い素人で自分が終始リードする事になると思っていた。場合によっては感じている芝居が必要になるかもと思っていたぐらいだ。
しかし現実は、逆に手玉に取られる形になってしまった。Hに関しては恵介や翔とは全く違ったタイプである太一に翻弄されておねだりをしてしまうハメになった上に更に焦らされてしまっている。
「お、お願い。もう、駄目なの、我慢出来ないの!」
「愛美たんは我慢弱いんだお」
太一は愛美の懇願を無視して愛撫止まりで先に進もうとしない。
「ひゃやああぁっ!ね、ねえ?!ああぁっ!」
「愛美たん。そんなに欲しいんなら、もっといやらしくおねだりするんだお」
太一はニヤニヤしながらそう言った。
そういうところだけは見た目どおりのオタクっぽさを見せる太一。
しかし、愛美ももう我慢できない。
このまま太一の指だけでイクのもいいが、やはりそれ以上のモノが欲しい。
「お願い…太一くんのギンギンのおちん×ん、愛美のおま×この中に入れて、ズボズボして…エッチで、淫乱でいやらしい愛美を、太一くんので狂わせて…」
太一は飛び上がりそうな気持ちを必死で抑える。
その代わりに自らの逸物を愛美の前に突き出した。