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若妻遊戯
官能リレー小説 - 若奥さん

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若妻遊戯 31

「(身体の線は細いのに、モノは立派ね)」
亜美の視線は嫌でも少年のもっこりと膨れた股間に注がれる。
少年は亜美が何処に着目しているのか把握しながら、自らの仕事に集中する。

「ねぇ」
「は、はい…?」
「君、名前は?」
「翼といいます」
「そう…私は亜美。この仕事はまだ日が浅いのかしら」
「はい…」

若く初々しい翼だが、手つきはなかなか慣れたもの。
亜美もアロマの香りが効いた部屋の雰囲気も手伝ってか心地よい気分になる。

「ちょっと意外でした」
「何が?」
「ここはもっと年上の奥様が多くて…」
「ああ…マダムの連中ってことね」
「はい…」


「おばさんの肌触るのって、大変でしょ」
「そう…ですね。指先で押したら、戻ってこない人もいますし、肉厚すぎるのも疲れます」
「私のボディはどう?これでもモデルなんだけど」
「なんとなく…分かります」

同僚でヒゲでガチムチな一人は一部の男性に指名されるのに対し、彼は女性とニューハーフに指名されることが多い。
客との会話も比較的似たものが多くて簡単に予想できた。

「ねえ、アッチに効くツボも知ってるの?」
「ええ、一通りは」
「へえ〜」
亜美は、この若い翼がどんな施術をこなすのか当然興味を持った。

「それにしても気持ち良いわね。写真じゃ若かったから腕の方はあんまり期待してなかったけど十分ね。身も心も委ねたくなるわ」
その言葉に翼は反応して喉をゴクリとさせた。それに気付いた亜美は更に続ける。

「ねえ、さっき言ってたツボも含めたマッサージをしてくれない?」
「お、お客様のご要望となれば構いませんが…その…」
「何?」
「必然的に色々な部分に触れて、刺激する事になりますが…宜しいのですか?」
亜美は翼が緊張感を醸しながらも何処か期待している様に見えた。

「ええ、お願い。あくまで“マッサージ”でしょ?なら“何処”を“どんな形で刺激”されようが問題無いわ。あなたにお任せするから私を気持ち良くして頂戴」
「…畏まりました」

翼はゆっくりと頷き、亜美に台の上に仰向けになるよう促す。
亜美が仰向けになるとローションの入った小瓶の蓋を開け、それを慎重に下に向け、亜美の身体に垂らす。

「ああ、冷たくて気持ちいいわ」
「少しくすぐったいかもしれませんよ」
「それくらいなら構わないわ」
絶対にくすぐったい、では済まないような気もしながら、亜美はそれを望んでいた。

翼はローションを亜美の身体全体に伸ばし、馴染ませるように丹念にマッサージしていく。
それはもちろん、胸や股間など、デリケートな部分にも触れ、刺激する。

「あんっ」「はんっ」「んんっ」「はふっ」
その度に亜美は小さな声を上げる。
翼もそんな亜美の様子に興奮を隠せずに呼吸が荒くなっていく。

「次はうつ伏せになって下さい」
亜美が指示に従うと背中を始め、残っていた部分をローション塗れにする。結果、亜美は全身をローション塗れにされた。

そして翼はローション塗れの亜美の身体のあちこちをマッサージしていく。腕や脚は勿論、お腹や背中、更にはお尻を揉み解す。その度に亜美は艶の籠った吐息をもらす。

翼は半分出来上がっている亜美を仰向けにして彼女の胸に両手を伸ばして掴む。
「ひゃあああぁっ!」

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