PiPi's World 投稿小説

若妻遊戯
官能リレー小説 - 若奥さん

の最初へ
 18
 20
の最後へ

若妻遊戯 20

彼も恋人が浮気してそれが原因で別れたので、彼女の幸せを邪魔してはならないという思いが目覚める。
混浴でたまたまであっただけだし、愛美が優しいから自分の小さくて普段は剥けていないモノでも受け入れてくれた。
「ありがとうございました。おかげで自信が取り戻せました。これ以上は、愛美さんを傷つけてしまう」
「私こそ、つい言い出せなくて…」
愛美は翔は寝取られながらも男なんだと感じ、これは持続してはならない関係だと認め始める。
「おや、翔きゅん」
「誰?」
「ああ、旅館で知り合った人です」
自分たちのテーブルの側に立ち寄った人物の登場で、円満な関係清算から流れが変わる。
「知ってるお、あんた女優さんだろ?何、こんな地方で男漁りしてるんだお」
「…!」
愛美は戦慄する。まさか自分が芸能人とばれるとは夢にも思ってなかった。今はツイッターがあるし、もしかしたらすでにこの密会の現場を撮影された可能性もある。最も避けるべき事態だ。
「どうして、それを…」
「仲居さんたちがヒソヒソ話してるの聞いちゃったんだお」
実際男は半信半疑だったものの、偶然耳にした情報と愛美の反応からして嘘でないと確信が持てた。
「何が目的なの?」
「怖い顔しないでほしいお、愛美たん。翔きゅんにセクースの秘訣を教えたの、誰か知らないのかお」
「愛美さん、本当なんです。見栄剥きしておけば仮性ってばれないって」
「じゃあ、あなたは…」
「普段からズルムケだお」
「師匠のほうが大きいですよ」
「分かったわ」
愛美は無邪気な小悪魔のような年下の男が悪意だけの存在でないとわかると、不思議と面白く感じてくる。翔の相談に乗る位だから、心底悪い男でないと安心する。
「内緒にしてくれると約束してくれたら、貴方の部屋に行くわ」
「それって…」
「特別よ、そっちもルールを守ってね。こっちは浮気なんだから」
愛美は彼の目の前で指輪を外した。
「さすが、師匠」
「翔くんと仲良しなら悪い人じゃなさそうね」
「だったら、そろそろ戻るんだお」
三人は宿へと戻ることにした。

「愛美たん、どうして翔きゅんまで…」
彼は自分の部屋に愛美が翔と一緒に来たことに不満を示す。
「だって、彼も最後に一回だけって言うから」
「いや、3Pってのはオニャノコが二人の方がいいお」
「いいじゃない、彼のおかげなのよ。私と一緒に来た子はみんな人妻だから、迷惑かけれないわ。それとも彼女たちに嗅ぎつけられたい訳?」
愛美はゲーム感覚で自分を脅してきた彼も、年下だと分かればなんだかいじらしくなり、それに翔もいれば乱暴に扱われまいと思っていた。
「とんだ、女狐だお」
目の前で愛美が脱ぎ始めたので、ここで一悶着起こすと芸能人とのセックスというチャンスまでフイになると、二人で彼女を責めるのもわるくないと彼は条件を飲む。
「ねえ、あなたも元子役の胸は大したことないって思ってた?」
下着姿の愛美は彼の前で乳房を持ち上げてみせる。
「たいしたもんだお。これは天然だお。ガムテープ貼って谷間作ってるグラビアのビッチとは大違いだお」
「うふふ、これが人妻の色気よ」
愛美は彼の言葉に麻衣子の存在を思い出す。しかし、彼のようにグラビアに偏見を持つ男も自分はメロメロにできると誇らしかった。

「翔くん」
愛美の勢いに飲まれるままだった翔は、名前を呼ばれ我に返る。
彼女の手はズボン越しに股間を這い回り、耐えられず思わず唸る。
「愛美さん…」
「いいよ、元気になってきた」

「待ってくれお愛美たん、翔きゅんより僕のほうが」
取り残された彼のほうは自分から服を脱ぎ捨てる。
「あんまりがっつき過ぎる男は嫌いよ。君も後でしてあげる。それより、お名前は?」
「太一…だお」

「あら?」
愛美は翔のズボンを脱がせ、残る下着に指をかけてそっとずり下ろす。すると、フル勃起でないので、包皮が僅かに亀頭を覆っていた。
「愛美さん…」
これまで異なる状況なので見栄剥きする機会を翔は失っていた。最初にあった時にはグラビアと元子役の巨乳に興奮しすぎていたので、完全に亀頭が露出するほど勃起していた。
着衣だとフル勃起になりにくいし、翔の一物は小振りである。愛美はそのピンク色の亀頭も愛おしいと気に入っている。
「愛美たん、やさしくムイてあげるんだお」
愛美の夫は露茎なので、彼女は初めて見る仮性包茎の扱いに窮しているところに太一がダメ出しする。

SNSでこの小説を紹介

若奥さんの他のリレー小説

こちらから小説を探す