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若妻遊戯
官能リレー小説 - 若奥さん

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若妻遊戯 16

その頃、麻衣子は昨日4人で訪れたあの海に来ていた。
昨日と同様、快晴で波も風も強くないのにビーチは閑散としていた。

「年々寂れつつあるのよね、いろんなところが」
この街で生まれ育った藍が、少し残念そうに言っていたのを思い出す。


「さすがに、今日はいないのかな」
遠くに見える青い海を見ながら、麻衣子は砂浜に腰を下ろした。
水着は持ってくる気がなかったし、今日はスカートではなくデニム。

昨日のことを思い出すと、それだけで身体が熱くなるような感じがした。

そうして10分程ぼーっとしていた時。
「ま、麻衣子さん?」
呼ばれたので振り返るとそこにレオ君がいた。昨日と似たTシャツと短パン姿だった。
「ど、どうして此処に?」
「今日は夕方まで皆バラバラで行動する事になってね。特に行く所も無いから此処に来てみたのよ」

「もしかしたらと思って駄目元で来てみたら……」
嬉しそうはしゃぐレオ
「僕、昨日の事が忘れられなくて……」
「駄目よ。昨日言ったけど私は人妻なの。互いのスケジュールの都合でご無沙汰だっただけで別に仲が悪いんじゃないの」
「で、でも!」

麻衣子は内心喜んでいた。人妻である事は告げてある以上ホイホイと受け入れる訳にはいかない。なのに、自分も彼を忘れられなかったと言うのはマズい。
自分は既婚者だし、彼はまだ若すぎる。
だから建前上は彼を拒絶する。

そうして数分は窘め続け、それでも引かないので折れた(という事にした)。
「はあ、今日で本当にお終いよ」
「麻衣子さん!」
喜色満面なレオ。
「何処かゆっくり出来る所は無い?何なら御休憩所みたいな所でも良いわ。支払いはするから」


……………
「いいわね。海も見えて最高のロケーションで」

麻衣子はレオを連れ、海岸沿いのホテルにチェックインした。
レオは中学生ではあったが顔立ちは大人びているし、何より背が高かったからそれほど怪しまれずに済んだ。

部屋に入るなり後ろから抱き付いて来るレオを宥め、麻衣子はいろいろな話を聞いた。

自分はハーフだが、生まれも育ちも日本で、他の国の言葉は喋れないこと。
この街には父親の転勤で半年前に移り住んできたこと。
そして、麻衣子が童貞喪失の相手だったこと。

「ねぇ、麻衣子さん…」
その間もレオは早く麻衣子としたくてうずうずしている雰囲気。
「…じゃあ、シャワー浴びようかな」
麻衣子が立ち上がると、レオが背後から抱きしめてくる。

力強く抱きしめられレオの大きい物がお尻に当たっている。
麻衣子は朝風呂に入っているし汗や汚れを気にする様な事態など起きてはいないのだが、からかい半分で焦らしてみた。しかしお尻に当てられた肉棒の感触で昨日の体験を思い出してしまい、身体が熱くなってしまう。

「あんっ、もうっ、分かったわよ。但しベッドでね」
2人はベッドに乗って座った。
「じゃあ脱がせて」
「えっ?!」
「優しくね。破いちゃ嫌よ」
「は、はい」

レオは麻衣子を脱がせていった。といっても大した量では無かったが。下着姿になったところでレオの動きが止まる。ブラの外し方が分からなかったからだ。基本的に前か後ろに有るホックを外せば良いのだが、当然女性が身につけているブラを外した事など無いので困惑したのだ。

結局、麻衣子の指導で鼻息荒く何処かぎごちない様子ながらブラを外し、微妙に手を震わせながらショーツも脱がせた。


「ふふ、合格」
レオの手で全裸にされた麻衣子はベッドの上で余裕の笑みを見せる。

もっとも、すでにアソコは妄想とレオに抱きしめられたせいでぐっしょり濡れているし、早くレオの逞しいモノを突き入れてほしい気持ちに支配されつつある。
そんな欲望を必死に打ち消しながら麻衣子は年上のお姉さんを演じ続ける。

「麻衣子さんっ!!」
レオは感情を抑えきれず、麻衣子の豊かな乳房にむしゃぶりつき、荒々しく2つの果実を揉み解す。
「やんっ、ちょ、いきなり、ん、ん、あっ、あ!」
ある意味予想通りの反応だが、その攻めで麻衣子は甘い声を出してしまう。

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