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仮面施設
官能リレー小説 - ロリ

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仮面施設 2

この貧富の差がスラムを形成する。貧しい村部は出稼ぎの為に都市への流入する……都市部の居住事情は地方出身者から見れば高く不安定な職種しかつけない。結果空き地や都市部の人間が住んでない個所や治安が悪い個所にスラムが形成される。現実から逃れる為に男と女は身体を重ね、やがて子を成すもちゃんと育てられる母親は皆無に等しい。ストリートチルドレンもざらになった。この児童福祉施設は表向きは子供達を保護している。
ストリードチルドレンは犯罪を犯す事が多く、スリや強盗は観光客まで被害が及ぶ……観光資源はあるとはいえ犯罪の温床にされては困るとして国はこの様な施設を設けている。売春まで手掛けているのも事情はある……とても国からの与えられる予算では運用出来ないのだ。先進国から見れば言語道断だがこの国では黙認するしかない。
ただ黙認すれば子供達は通りのあちらこちらで客を取ろうとする。
そうすれば性病の知識のない子供が観光客に感染させかねない。
そして大人の娼婦に命を狙われかねない。
大事な収入源を守るためにも子供の商売は施設の中と限定して、捕吏達は特に子供に目を光らせていた。
まれに施設から逃げ出した子供が路上で客を取るのを見つけると容赦なく警棒で叩き、施設に連れ戻した。
そうすることで捕吏は子供へ逃げることへの恐怖を植え付け、また自治体から報酬をもらっていた。


男性客は数度少女の膣内に精液を吐き出し、ようやく高ぶりを収めた。
客は持参のウェットティッシュで体を拭くと服を着て帰り支度を済ませ、荷物から袋に入った飴を出し少女へ渡した。
少女はその飴を大事に抱えた。
客が買えると施設の大人が部屋に入ってきて少女が抱える飴を取り上げるとシャワー室へと追いやった。
「ほら、次の客が来るんだ。とっととその汚いのを洗い落しな!」
そう言いながら部屋の掃除を始める。
少女は部屋を出てシャワー室へ向かった。
施設のシャワーは水しか出ない。
噂だと世話役の大人は御湯の出るシャワーやバスタブを使ってるらしい。
少女は冷たいシャワーを浴びながら取り上げられた飴に思いを馳せていた。
(どうせくれるなら最初から食べさせてほしかったな)
子供達は甘いものに飢えていた。
食事は薄味の水っぽい物ばかり。
甘い物はほとんどなく味付けは塩しかなかった。
世話係からたまに貰える甘い物の為に子供達は頑張っていた。

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