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ナイショのアソビ
官能リレー小説 - ロリ

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ナイショのアソビ 1

閑静な住宅街の『閑静』を吹き飛ばすように鳴くセミ達が暑さを一層際立たせる。
2メートル以上ある垣根に囲まれたタイル張りの庭に大き目のビニールプールに張られた水が涼しげに日光を反射させていた。
「う〜、ぬる〜」
そのプールの中では全裸の少女がウだっていた。
高橋 瑠璃(タカハシ ルリ)
今年小学生初の夏休みを迎えた(つまり一年生)
「お兄ちゃ〜ん。氷入れようよ〜」
「駄目だよ。この前それやってお腹ピーピーになったろ?」
プールの脇にビーチパラソルのたったテーブルの脇で学校指定の海パン一丁に肩にタオルをかけて椅子に座り瑠璃を監視してるのは兄の
高橋 一弥(タカハシ カズヤ)
小学五年生である。
子供たちは休みでも大人たちは忙しく、今日も瑠璃と一弥の両親は留守で二人は留守番をしている。
二人と言っても正しくは好奇心旺盛な瑠璃が勝手にどこかに行かないように一弥が面倒を見ていた。
一弥はホースを取ると瑠璃の上に水を散布してやった。
最初はホースの中で温められた水も次第に夏場の水道水の温度になった。
「海いこ〜?プールいこ〜?」
「ルリはすぐにどっか行っちゃうから駄目。」
ぴんぽ〜ん♪
「こんちゃ〜」
「おじゃま〜」
呼び鈴を鳴らして庭に上がってきたのは隣に住む一弥の同級生の宮崎 健也と智也 (ミヤザキ ケンヤ トモヤ)の双子の兄弟だった。
よほど付き合いが長くないと違いが分からない一卵性双生児である。
二人は学校指定の海パンにタオルジャケットとビーチサンダルという格好をしている。
宮崎兄弟の両親も家を留守にしていて、交代でどちらかの家に預かりあうことになっている。
『子供だけで』という危機感もあったが、少数で留守番させるより『集まらせた方が安全』と考えた結果である。
「こんちゃ〜♪」
瑠璃はプールの中から元気よく挨拶を返した。
「ル〜リちゃん、こんちゃ〜」
「一弥、社会終わったか?理科は終わったよ」
「ヴ…まだ五分のにってところ。健也は?」
「ん〜。半分超えたところ〜。お〜冷て〜。」
「え〜、ぬるいよ〜?」
三人は夏休みの宿題を算数は健也・理科は智也・社会は一弥とそれぞれ分担していた。
瑠璃の宿題はほとんど三人が面倒を見てほとんど終りに近づいていた。
智也と健也もプールに入ると大き目のプールもさすがに狭くなった。

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