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*果実* 柚子編     《第二章》
官能リレー小説 - ロリ

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*果実* 柚子編     《第二章》 4

桃が示したのは最近街に出来た“大人のデパート”である。
大人のオモチャ屋というと、路地裏などで細々やってる暗いイメージである。
オーナーはそんなイメージを逆転させて大人なら誰でも入りやすい店を作ろうとしているそうだ。
無論風営法を盾に過剰反応を示す一部の大人達がヒステリックに騒ぎ立てたが、違反していないければ逆に風営法が盾になって【一部の大人】達の抗議はむなしく響くだけであった。
“大人のデパート”は一人でもカップルでも友達同士でも入り安いのが売りで、店内も明るいと言う。
(俺も行って見たいとは思っていたけど。
桃ってリミッターが一度外れるとすごいからな)
以前、大学の飲み会で桃と一緒に行くとよった桃は猥談が始まると俺とのことを赤裸々に語りだす。
祐介は慌てて止めようとするが飲み仲間がそれを妨害する。
溜まらず飲み代は後日と言って桃を抱えて店を飛び出す。
公園で酔いを醒まさせようとしたが、そこで桃が「しよう!」と絡んできた。

何とかなだめようとしても「するの〜!」と大きな声で言って聞かない。
結局ホテルに連れ込むこんですることに。
酔いがさめた桃は祐介が酔わせて連れ込んだと思い込み、「言ってくれれば…」とはにかんでいた。

撤退した衣料品屋の白いビル。
店内の白さもそのままで清潔感溢れる5階建て。
入り口には≪未成年者の入店は固くお断り。法律で禁じられてます≫というボードが立てられている。
道行く子供が指をさせいて「あれな〜に?」と聞いては親を困らせているというニュースを聞いたことがある。

「よし、行こう。」
祐介は承諾した。
開店はAM11時
今から出れば少し前に着く。
でも、その前に。
「そうと決まったら朝ごはんを済ませよう。」
「う、うん。」
そこで何故か桃はモジモジする。
「何?」
「ジロジロ見られたら恥ずかしくて食べ辛いよ。」
(お〜い)
祐介は桃と一緒にファーストフード店で食事した時、ニコニコ笑いながら“メガ匠バーガー”を目のまでカブリ着いた桃を知っている。
(女心って奴か?本当に理解できん)

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