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由真
官能リレー小説 - ロリ

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由真 24

由真がふたたびまどろみかけた時、
「由真ちゃん。」
菜菜の声がした。
「もう、お家の方に帰らないと遅くなるわよ。」
由真は幹子を起こさないように立ちあがると、支度をととのえ始めた。
「いま、何時ごろなの?」
「……と言っても(午後)3時くらいよ。」
「……またね、幹子ちゃん。」
由真は幹子の前髪にキスをして、部屋をあとにした。
「私、下まで一緒に行くわ。」

二人が下りのエレベーターに乗ったと同時に、菜菜が由真に抱きついてきて、深いキスをした。
由真は驚きを示す間もなく、そのキスを受けとめた。菜菜の舌はクリームのように由真の口の中に甘く拡がっていった。
それは一階までのごく短い間の出来事だった。エレベーターの扉が開く寸前に、菜菜は由真の耳にささやいた。
「由真ちゃんは… 私のものだからね。」


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