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由真
官能リレー小説 - ロリ

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由真 23

由真が中に入って見ると、私立学校の制服を着た女の子が駆けよってきた。
「誰、この子?」
由真がそう思ってると、あとに続いてきた菜菜が言った。
「この前のパーティーで一緒になったでしょ。八条幹子(はちじょう みきこ)ちゃん。」
由真は女の子を固い表情で見つめた。くじだったとは言え、大好きな菜菜を独り占めしたこの女の子……私に悔しい思いをさせた女の子……
しかし、女の子が由真を親しげに見つめているのを見ていると、由真の顔は次第にやわらいでいった。

菜菜「幹子ちゃん、‘お姉ちゃん’が好きなんだって。」
由真「お姉ちゃん?」
菜菜「由真ちゃんの事よ。」
由真「………」

幹子は、黙って恥ずかしそうに身体を固くしている。
この前、あんなに菜菜に身をゆだねていた女の子が、自分が好きだと言うのが、由真にはよくわからなかった。
由真は幹子の前に座って、笑顔で言った。
「こんにちはー」
「お姉ちゃん、こんにちは。」
幹子の唇から直接「お姉ちゃん」と言われると、これまでそう呼ばれたことのない由真は、ヒザのあたりにくすぐったいものを感じた。
幹子はゆっくり前に進んできて、由真に頬ずりした。
幹子の好意を快く受けとりながらも、由真の心は複雑だった。
あの日、裸で抱きあうほどの関係だった菜菜に、由真が好きだと言った幹子。その菜菜の目の前で由真に頬ずりをする幹子。
由真は少しいじわるをしてやりたくなった。
「ねぇ、幹子ちゃん。服、みんなで脱いじゃおうか?」
この一言に、由真の予想よりはるかに素直に幹子は制服を脱いだ。幹子の脱ぎ散らした服をたたみながら、菜菜も服を脱いでいく。由真も追うように服を脱いでいった。
由真はあの時と違って、窓から入る外の光の中で幹子の裸身を見た。
(うわ───ッ! ちっちゃ──い、 細──い… 完全に幼女じゃない…… こんな子に渚ったら、ロリショタの無修正動画見せるなんて、ほんと悪い女ね!)

幹子は笑顔で由真に抱きついてきた。そして由真に濃厚なる口づけをした。
(な… 何これ?)
幹子の舌が、由真の口の中にすべりこんできた。
小さく滑らかな舌がチロチロと、由真の前歯と歯茎をくすぐる。由真が思わず口元を開くと、その舌は由真の舌の下にすべりこんだ。由真は腰のチカラが抜けて、へなへなと座りこんでしまった。
床にへたりこんだ由真を、後ろから菜菜が支えた。
背中に菜菜の乳房の柔かさを感じながら、
「ありがと… 」
と言ったが、菜菜は器用に後ろから足をひっかけて、由真の脚を拡げたのだ。
「え?」
と由真が思ったとたん、幹子がすり寄ってきて由真の股間を舐め始めた。

股間を舐められることは、由真にとってありふれた行為だった。しかし男どもが、自分の欲望のために舌を動かしても、由真はただ苦痛を感じるばかりだった。
しかし、可愛い幹子の小さく柔らかな舌に、小刻みに舐められる事で由真の股間はくすぐったい癒しに包まれるのだった。
「まるで、妖精さんの羽に撫でられてるみたい…。」
快感のおもむくままに、由真は小さな幹子の前でありながら、だらしなく股間から汁を垂らした。幹子はそれを舐めとるように舌を動かし続けた。
菜菜が由真の胸をそっと支えた。由真はすぐそばにいながら顔が見えない菜菜に声をかけた。
「菜菜ちゃん… これが… イクって事なのかしら… 」
菜菜の答えはなかった。菜菜は由真の唇を舌で潤していた。

気がつくと由真はベッドの上で寝ていた。目の前に幹子の寝顔があった。幹子の片手は由真の手をにぎり、もう片手は由真の腰にまわされていた。
「妹 ってこんな感じなのかなぁ… 」

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