PiPi's World 投稿小説

水際の欲望
官能リレー小説 - ロリ

の最初へ
 -1
 1
の最後へ

水際の欲望 1

夏。
照りつける太陽、やかましく鳴くセミの声。
そんな中でも子供たちは元気にはしゃいでいる。

ここは小学校のプール。
夏休み恒例のプール開放日だ。
これだけ暑いので、毎回大盛況。
一瞬だけでも暑さを忘れようというのか、子供たちがやってくる。

その中、プールサイドに立つ少年。
香月拓広、17歳。
PTAの役員を務める母親が会社の慰安旅行で参加できないのを理由に、息子である彼を無理やり狩り出したのだ。
「まったく、なんで俺が…」
ここは拓広の母校でもある。
せっかくの夏休み、やりたいことがたくさんあるというのにこの有様。
彼はただ憂鬱そうに時が経つのを待っていた。

任されたのはプールの監視員。
日差し眩しい中、拷問に近い職務だ。
「暑いなぁ…」
目の前ではしゃぐ子供。
今となってはそれさえも羨ましく思える。

「悪いわねぇ、拓くん、代わりに来てもらって」
「いや、これも慣れてしまったんで」
PTAの会長を務めるのはかつての親友の母親。
差し出された麦茶を一気飲みする。
周りの方々は、自分の母親にはない気遣いがあって少しうれしく感じる拓広だった。

ふと、プールに目をやる。
「あれは、ホントに小学生かね…」
視線の先にいるのは三人の少女。
彼女たちは、小学生とは思えない身体つきだからだ。

夏休みのプール開放は基本、水着は自由である。
彼女たちの格好は、一人は黄色のビキニ、もう一人が深緑のセパレートタイプ。
そしてもう一人は黒いフリルの水着だった。
その三人は皆、グラビアアイドルのような肢体の持ち主だったのだ。

「あの子達、可愛いでしょ?」
「なんか大人びてますね」
「最近の女の子って、みんなあーなのかしら」
周りの母親集団と会話しながら、拓広は三人の少女に見惚れていた。

親の情報網は偉大である。
拓広は親友の親から彼女たちの名前を教えてもらった。
黄ビキニの少女は天瀬実花。
深緑の水着の少女は水町愛実。
黒フリルの少女は澤畑梨乃。
三人とも小学6年生という。

夕方。
一緒にいた保護者から施錠を頼まれた拓広。
まだ、あの三人だけプールで遊んでいた。
「(あれは、来るものがあるな)」
彼も性欲に正直な一人の男である。
あの水着姿を見てムラムラ来ないはずがない。

ロリコンでは無いが背丈が成長してないが先に思春期少年の欲望ポイントが成長した少女を見れば肉棒がムクっとなる……が、拓広はノーマルである。部活はしてないがスイミングクラブには通っている事は知っていたので代役を任す運びになった。
「(そろそろか?)」
不審者情報も数か月前にも出ていたので声をかける。
「え〜〜」
実花の不満声も気にせずに一番大人しいそうな愛美が言う。
「ねえ、香月さん……お願いがあるんです、そのぺ〇スをみせてもらえませんか!!!」
「はい?」
拓広は一瞬熱中症で幻聴が起きたと思う程であったが時折プールに入っていたのでそれはない。
「夏休み前の特別授業で興味もっちゃって、私んちなら親が帰宅するのおそいからさぁ」
梨乃の言葉の意味は場所ならある、だが知り合ったばかりなのに……いやこれは、マズい。
「不審者つかまってないんだよねぇ」
実花の言葉に拓広は腹を括った。


梨乃の自宅は拓広の通学路にもなっているので知ってはいた……モダンで洒落ている。
「上がって!!」
拓広は引っ張られるようにしてあがる。確かに人の気配はない……。

SNSでこの小説を紹介

ロリの他のリレー小説

こちらから小説を探す