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彼女はスーパー小学生!
官能リレー小説 - ロリ

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彼女はスーパー小学生! 8

それなりには食べる方だけど、男としては小柄なので食が細いと思われがちだ。
まあ沙織さんの手料理だから残さず食べないといけない……美味しいから残すことはないんだけど。

「悠くん、ご飯おかわりする?」
「うーん、ちょっとだけ」
「沙織さん、もう一杯ください!!」
ティナが元気よくお茶碗を差し出す。
それを笑顔で受け取る沙織さん。
ティナは本当に何でもいっぱい食べる子だ。それなのにこの細い身体、いったいどこに栄養が行くのか不思議でならない。

「今日はドラマの撮影があるから私もおかわり!」

そう言ったのは僕の隣の穂乃果。
僕より良く食べて、ティナ同様食べたものが何処に行くのか謎だ。
因みにダンスならくるみと莉愛、歌ならティナとリズ、そして演技は穂乃果と有紗が上手く、穂乃果は一応リーダー的な立場なので全てがハイレベルではある。

そしておかわりを受け取りながら、その穂乃果が言う。

「パパ・・・昨日、悠ちゃんに女にして貰ったよ」

いきなり何を的な話に僕は目を丸くする。

「そうか、今日は悠斗の誕生日なんだね・・・悠斗も穂乃果もおめでとう!」

美少女が美少女みたいな綺麗な声でそう言う。
全く男に見えないが、これでも沢山の子供が居る父親なのだ。

周囲からおめでとうの声と拍手が沸き起こるが、結構恥ずかしいものがある。

「じゃあ、悠斗はこれからお嫁さん達に可愛がって貰わないと駄目だよね」
「そうね、私達がすずちゃんを可愛がるみたいにね」

お父さんと伯母さんが僕にそんな風に言ってくる。
普通は逆だろうと言うのは、多分僕達には無いと思う。

今の僕は彼女たちより体格がないし、お父さんが現在もこうだから将来も変わらないだろう。いずれ、今僕が考えてるどうにかしたい思いも、きっとなくなるのかな…

「ごちそうさまでした」

朝食を食べ終え、学校に行く準備をする。
「悠くん、はいこれ」
「ありがとう、沙織さん」
沙織さんからお昼のお弁当を受け取る。これもいつものことだ。

でも今日は違った。
沙織さんの豊満な胸で抱きしめられたのだ。

「娘の奉仕が足りなければ言ってね・・・折檻するから」
「せっ、折檻はダメッ!・・・有紗ちゃんはいい子なんだから!」

いきなりな事に慌てる僕。
でも沙織さんは離してくれない。

「みんな貴方に捧げる為に娘を育ててきたんだから・・・自分の娘が期待に応えてく」ないのは悲しいわ」

ああ、何かお母さん達の僕を見る目がいつもと違うのはそう言う事か・・・
ある意味、これはお母さん達の戦いなのかもしれない。
どの娘が僕の一番になるか・・・
今はカレンさんがお父さんの一番だけど、もしかしたら娘の活躍が自分の立場も変えるかもしれない・・・
そう考えると、ちょっと緊張してしまうものがあった。

「僕はみんなが好きだから!」

そう言うと沙織さんの力が緩む。
そして、大きく息をしてからニッコリ笑う。

「悠くんらしいわ」
「うん、僕は僕だから」

とりあえず僕は僕らしくやるしかないと思う。


自分の部屋に戻り学校へ行く準備。
鞄に沙織さんが作ってくれた弁当を入れるだけで完了だ。

「まったく、ちょっとみんな悠に甘すぎだと思うわ」
「あはは、それは薄々感じるよ」

準備する僕の後ろでやれやれと言った表情をする女の子。
八雲有紗は沙織さんの娘でもちろん僕と同い年。そしてティンクル☆フェアリーズの一員だ。
メンバーの中では唯一僕に対してツンツンしてる子だけど、一番まともに接してくれるのも実は彼女だ。

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