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彼女はスーパー小学生!
官能リレー小説 - ロリ

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彼女はスーパー小学生! 11

恵梨香先生は子役デビューで舞台や俳優として活動、大学生の頃に出演した「さらば教室」と言う学園物ドラマの教師役をきっかけに教職を目指したいと思うようになって芸能界を引退。
教員免許を取って教師になったと言う経歴だ。

お父さんの事務所は、そう言うセカンドキャリアに進む人に寛大と言うか割と積極的に後押しする所なので、恵梨香先生もそれもあって好意的だと言うのもある。

恵梨香先生以外も、学園自体が芸能活動に好意的なのも勿論ある。
そう言う事もあって、うちの芸能事務所所属の学生達はみんなこの学園に通っているのだ。

「で、今日はお前のアニキは休みか?」
「いや、妹だし・・・本人に言ったら本気で殴られるよ」

席に着いても懲りない司の言葉に小声で返す。
アクションもこなせる穂乃果は武術や殺陣のレッスンも受けているから、見た目以上に強かったりする。
まあ、司は多少殴られても大丈夫なぐらいの体格をしている。

今日は有紗の役回りだったが、穂乃果がいる時は彼女も司とのケンカに応戦していたりする。不機嫌顔で対する有紗に対し穂乃果は笑顔のまま司をボコボコにすることもあるから見ていてちょっと怖い。

「女のくせしてあり得ねーパワーしてやがるもんな」
「それはあんまり言うものじゃないよ」
司の声が聞こえたのか、前方の席に座る有紗がこちらをキッと睨み付けてくる。

そんな会話をしている内にホームルームが終了。
授業が始まる。
私学であり、勉学やらスポーツやらに力を入れている学校なので、授業は公立の小学校よりみんな真面目。
司すら授業中はそうだ。
その司は柔道の小学生チャンピオンで、将来性を見込まれての入学枠。
その柔道チャンピオンを殴り倒す穂乃果も凄いんだけど、司によると「柔道は殴らねーし!」と言う事らしい。
因みに芸能界で活躍する生徒達もスポーツ枠と同じく才能見込まれての入学枠。
何故か僕も芸能枠らしいのが謎だ。

とは言え、僕も司もティンクル☆フェアリーズのメンバーも授業についていけない訳ではない。
僕はそもそも成績だけはいい方だし、ティンクル☆フェアリーズも全員毎日学校に来られないのに成績は高いレベルを維持出来ている。
要は、才能ある子はちゃんと勉強できると言う事だ。
ただし、司は勉強できても学習能力がある訳では無いと思う。

因みに僕が芸能枠入りを認められた経緯については、ゆかママ曰く

「悠くんはプロダクションの跡継ぎってことで、みんなの傍にいてあげてほしいと思ってるの」

ということらしい。
ティナや穂乃果も「悠くんがプロデューサーになる日が楽しみ」だなんて日々口にしている。
果たして僕にできるかどうか、不安でしかないが今はそのためにも勉強を頑張る日々である。

そんな風に授業が進み、お昼となる。

「じゃあ、私達はお仕事だから」
「ティナちゃん達にしっかり甘えるんだぞー」

そう言う莉愛とくるみが僕の頬にキスして離れていく。
迎えにきたマネージャーの瀬戸雪菜さんの車に乗せられて仕事に向かう事になる。

「では、悠くん後でね」
「はい、雪菜さん」

ニッコリ微笑む雪菜さんも恵梨香先生と同期で芸能活動していた過去がある。
うちの事務所のスタッフさんも元芸能人で、これも言わばセカンドキャリアの一つだ。

莉愛達を見送って、僕達はお昼ご飯だ。
いつも校庭の手頃な所でティンクル☆フェアリーズのメンバーと一緒にご飯をするのが通例で、今日はティナ、リズ、有紗と一緒だ。

僕が座ると、隣に身体を密着させてニコニコしているのがリズ。
何時もながらリズの距離感は兎に角近い。
そしてこうなると、反対側に来るティナの距離も詰まる。
そして、有紗が若干冷たい目をするのが何時も通りだ。

「2人共・・・あんまり悠を甘やかさないでよ!」
「えーっ、悠くん可愛いもん!」
「そうだよ!悠くん可愛いからそんなの無理!」

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