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ロリS妹と……
官能リレー小説 - ロリ

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ロリS妹と…… 2

「はぁ……芽衣ちゃんは相変わらずマイペースなんだから……」
隼人は芽衣が離れてくれたことにほっとしながら紅茶を淹れる。
「はい。芽衣ちゃんの分。」
「わ〜ありがと〜。」
そして隼人は、作っておいた苺とホワイトチョコのムースを冷蔵庫から取り出す。
「今日のおやつはムースケーキ。芽衣ちゃんと食べようと思って作っておいたよ。」
「え〜いつ作ったの〜?」
「昨日の夜に作って冷蔵庫に入れておいたよ。そしたら今頃には充分に固まってると思ってね。」
「すっご〜い!」
「早速食べようか。」
「うん。いただきま〜す!」
芽衣は大喜びで早速手を付ける。
「ところでさ〜。」
芽衣がスプーンをいったん置き、兄に話し掛ける。
「お兄ちゃんは〜芽衣が帰って来た時〜何してたの〜?」
「えっ?」
「芽衣が帰って来たのに〜気付かなかったでしょ〜?それって〜なんかに〜すごく集中してたってことでしょ〜?」
「え?いや……だから……それは……」
「あ〜視線をそらして〜キョドるってことは〜」
「芽衣ちゃん?」
「後でお兄ちゃんのお部屋を“検閲”しないとね〜。」
芽衣はそう言って再びムースを口に運ぶ。
「“検閲”って……」
隼人はそう言いながらも、流石に芽衣がアダルトゲームやエッチな写真集を探し出せるわけないと高を括っていた。

「はぁ〜。ごちそうさま〜。」
「芽衣ちゃん、紅茶のお代わりは?」
「ん〜、もう良いよ〜。それより〜……」
「それより?」
「お兄ちゃんのお部屋を〜“検閲”しないとね〜。」
「何をするつもりなの?」
「可愛い妹に〜気づかないくらい〜何に集中してたのかな〜って。」
「自分で“可愛い”って言う?」
「い〜ぢゃん。」
そう言いながら二人は隼人の部屋に向かう。
「さ〜て、まずはここかな〜?」
芽衣はさっそくベッドの下に手を伸ばす。
「芽衣ちゃん、なんでそんなところを……」
「男の子が〜エッチなものを隠すのって〜ベッドの下でしょ〜?」
「そんな話どこで……」
「え〜こないだ〜アニメでそう言ってたよ〜。」
芽衣は小さな体を活かしベッドの下を探るが、結局何も見つけられなかった。
「あ〜何にもなかったか〜。」
「はは。失敗だったね。」
「エジソンは〜言った〜『それは失敗じゃなくて、その方法ではうまくいかないことがわかったんだから成功なんだよ。』だっけ〜?」
芽衣は腰に手を当て胸を張って言う。
「そんな事ばっかり覚えて……」
エッチな証拠が見つからずほっとしつつ、芽衣の言葉に呆れる隼人。
「ぢゃ〜もうちょっと〜違うところも〜見ないとね〜。」
芽衣は諦めようとしなかった。
「ぢゃ〜今度はこっちかな〜?」
芽衣は本棚の本を次々に出していく。
「な、何して……?」
「本棚の〜本の後ろに〜何か隠してないかな〜?って。」
手を止めずに本を出していく。
「ちゃんと後で元に戻してよ?」
隼人は呆れ顔で言う。
「お兄ちゃんが〜そう言う反応ってことは〜ここも違うかな〜?」
芽衣はそう言って一通り兄の部屋の“検閲”を終えた。
(ギリギリセーフだ……)
隼人は胸を撫でおろした。


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