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清純奴隷の日記
官能リレー小説 - ロリ

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清純奴隷の日記 2

いきなり何を言う人なんだろう、と言葉も出ません。じとーっと見ていると、彼はおもむろにズボンのベルトを外し始めました。
トイレにでも行くのかな、と思った瞬間に、ズボンを脱ぎ始めたのです。
おちんぽを見たのがそれが最初です。
「小3から調教できるなんてラッキーだよね。今回の研究テーマは『処女はどこまで淫乱になれるのか』なんだ」
しょじょ? と聞き返すと、彼は笑いました。知らないことを聞いているのにシツレイな人だなと思っていると、彼は座って教えてくれました。
子供の作り方、男と女の違い。
学校で男の子達がエロ本を見たと騒いでいる理由がやっと分かりました。
しかし説明も途中で飽きたのか、彼はいらいらした様子で私の肩を掴んできました。

「あのね、僕は君の先生じゃないんだ。性教育なんてしてる暇はないんだよ」
顔は笑っていましたが、声が全然笑っていません。
私は突き飛ばされて、布団の上に投げ出されました。
ワイシャツの下から覗いているおちんぽが、心なしかさっきよりも大きく見えました。
「瑠璃、お前はもう僕の所有物なんだよ。モノ。分かる?」
分かる? と言われても、急にこんな地下室に連れて来られて分かるはずがありません。
ただ、彼がおちんぽを握って、私の目の前に突き付けてきた時、言葉では表せない恐怖が襲ってきました。
私の前髪を掴むと、彼は怒鳴るように言いました。
「お前は黙ってちんぽしゃぶって実験に付き合ってればいいんだ」
耳がガンガン鳴ります……目を真っ直ぐ見れないくらい。
目の前にあるのは、凶悪な大きさに膨れ上がったおちんぽでした。
父と一緒にお風呂に入っていた頃、こんな大きさにはならなかったはずです。
「お前は僕と、僕の部下のいうことだけ聞いていればいいんだ」

まだ、脅されたその時その瞬間は、言葉の意味が分かりませんでした。
ただただ、わたしは男の人の見たこともないグロテスクな性器を見て、固まっているだけでした。
幸いだったのは、彼が迫ってきたと思いきや、ポケットからベルの音が鳴ったことです。
「あ? はぁ!? また検体壊したのかお前は」
「分かった、すぐに行くからお前は何もしないで待ってろ──ったく、これからいいところだったってのによ」
彼はパンツとズボンを履き直して、部屋を出て行きました。
最後に、鍵をかけて。
「ってちょっと!? 私出られないよ!? ねぇ、開けてよ、ねぇ!」
どんどん扉を叩きますが、返事はありません。
目がちかちかするような部屋の中で、私は途方に暮れてしまいました。
それから一時間くらい経ったでしょうか。どこかに備え付けてあるスピーカーから、声が聞こえました。
「すっかり言い忘れてたが、実験の都合上お前を外に出せない。代りと言っては何だけど、娯楽用の雑誌は適当に支給するから好きに読んでくれ」

「え、出さないってどういうこと!? ねぇおじいちゃんは? なんで私こんなとこにいるの!?」
「お前は黙ってエロ本でも読んでろ。僕だって忙しいんだ」
ぷつっ、とスピーカーが切れて、その後は無音になってしまいました。
私は半狂乱になってドアをガンガン叩きましたが、反応がありません。
「ねぇ出してよぉ! 私何も悪いことしていないんだよー!?」
ひとしきり暴れても扉が開かなかったので、ぐったりと布団の上に伸びました。
もう疲れてしまって、眠りたくなりました。
寝て起きたら、何もかもが夢になるような気がして……
しばらくすると、ばさっと後ろで音がしました。
壁に据え付けられた、ダストシュートみたいな穴から、本が何冊か落ちてきたみたいです。
拾ってみると、それはえっちな本でした。
写真集みたいなのから、マンガ、小説まで、雑多に色々入っていました。
えっちに全く興味が無かった訳ではないのですが、こうもいきなりえっち本だけ渡されるとどうしていいか迷います。
私はかんしゃくを起こして本を壁に投げつけると、ふてくされたように布団を被って寝てしまいました。


起きたらきっと父と母がいて──もしいなくても、そこにはきっと祖父がいて……
文字通り、そんな夢物語を胸の中で思いながら、目を閉じました。

※※※

目が覚めると、部屋の入口に食事が置いてありました。
世界は昨日のままで、ちかちかする蛍光灯があるだけ。
手を付けたくは無かったのですが、お腹がぎゅるるる鳴っていて、電灯に引き寄せられる虫のように、食事の盆へと向かって行きました。
時間が経っていたみたいで、見るからにぱさぱさして冷えていました。
お盆は、扉の隣を見たところ、下にほんの少しだけ隙間が開いていました。
しかしそれは、腕を入れるのがやっとで、頭が通るような大きさではありませんでした。
私はご飯に味噌汁、野菜炒めだけの食事を取って、ごろんと横になりました。
父も母もいない、祖父も助けに来てくれない。
私の目に涙が溢れました。どうしてこんなところにいるのか、一体何をさせられるのか。
泣いて伏せっていると、誰かがお盆をがちゃんと下げて行く音が聞こえました。
慌てて駆け寄りましたが、誰もいません。私の叫び声は、また空しくこだましました。

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