ヒメゴト。 34
「あぁ、んあっ!はぁぁっ!!」
甲高く、甘い声を上げるエリカ。
その声が、徐々に普段の話し声のように大きくなりだした。
「いぃいっ、センセ、なんか、おかしいぃのぉ…」
「いいぞ、それでいいんだ」
パンパンとエリカに打ち付ける音を響かせながら、そのピッチを早めていく。
「ああ〜!あっ、センセ…ダメっ、もう…変になっちゃう…んあっ!」
俺にそう訴えるエリカに、さらにひと突き。
面白いように身体はガクガク震え、大きく仰け反る。
俺もそろそろ限界だ。
狭く締まりの良い膣に思い切り欲望をぶつける。
「エリカ、いいぞ…俺も、もう…」
「センセ、センセ、あぁ、あぁあぁあぁーっ!!!!」
エリカの身体がガクンと仰け反る。
その身体を必死に抱きとめながらさらに己を送り込み、エリカの身体の最奥へと送り込む。
やがて弾けたそれは、熱い塊となってエリカの膣を満たしていく…
「あっ、あ…センセ、あぁ…」
「エリカ、最高だ、すごくよかったぞ」
「私も…センセが初めてで、すごく幸せ…」
エリカは小さく、しかしはっきりとそう言ってくれた。
…事後処理を済ませ、お互いに服を着る。
すっかり遅くなってしまった。
「暗いから気をつけろよ」
「うん」
エリカもすっかりいつもの笑顔が戻っていた。
「センセも、可憐に、ね」
「ああ、わかってる」
「それじゃ、まったねー!!」
いつもの大きな声で、エリカは自転車に跨り走り去った。
やっぱり、アイツにはいつもの姿が似合ってる。そう思った。
翌日、昨日休んだ可憐が塾に姿を見せた。
「やぁ…可憐、おとといは災難だったなあ。もう大丈夫なのか?」
「ええ…せんせぇ、おとといはどうもありがとう!ママもせんせぇによろしくって言ってました!」
そんな可憐の笑顔を見て俺はひとまず安心した。