ヒメゴト。 31
エリカは俺に胸を揉まれながらニコニコといつもの様子。
「可憐や聖羅、麗華はね…私らの担任と出来てたのよ」
「…おう」
「センセとたぶん歳変わらないくらいじゃないかな、イケメンなんだけどね」
「そいつ、さ、秋川ってやつだろ」
「センセの知り合いなんだ」
「まあな…」
…やはり予感は的中した。
「お前のクラスの女子は、アイツと経験済みばかりってわけか」
「ばかりってわけでもないよ、半分くらいじゃないかな」
…それでも大した数になるんじゃないか?
「可憐も、聖羅も、麗華もか」
「そうだね」
「お前は、断ったのか?」
「あんまり関わりたくないんだ。あの人は、あくまで『つなぎ』としてみんなとしてただけ。私は、本当に大好きな人と、していたいんだ…」
何だコイツ、意外としっかりした考え持ってるんじゃないか…
…とか言うと可憐たちに失礼かもしれないが、今の俺はただただエリカの一言に感動していた。
「エリカ…」
「きゃんっ」
それが感情と腕の力に現れ、エリカを思わず強く抱きしめてしまう。
「センセ、ちょっと痛い…」
「ああ、すまない…」
「でも、今は幸せ…」
掠れた声で言うエリカの、柔らかな胸を後ろから揉みしだく。
「あんっ、んっ、あぁんっ…」
リズム良く揉んでいると、エリカも徐々に甘い声を漏らす。
「気持ちいいだろ?」
「ん…あ、センセ、っ、いい、んっ…」
「こっち向けよ」
「ん…ぅぅう、んちゅ、ん」
振り向いたエリカの唇を奪い、啄ばむ。
「あん、せんせ、可憐たちにも、やってるんだよね?」
「もちろん」
エリカは素直に俺を受け入れ、しばらくすると自分から唇を求めるようになる。
普段は元気で声が大きな、少々ウザいタイプのヤツだけど、こうしてみると可愛げのある子なんだなと思わされる。
「んん〜、あんっ、あっ」
「気持ちいいか?」
「うん…センセにこうされると、なんか心が遠くにいっちゃいそうな、そんな気がする」
「いいぞ、それで」
俺はエリカの着ている服をたくし上げ、真っ白なブラを剥ぎ取り直に胸を揉む。