ヒメゴト。 13
…それから少し経って。
「んくっ、んっ…んむむっ」
聖羅に連れられるがまま俺はラブホへ、そして今まさに口内奉仕を受けている最中である。
しかし、驚いた。
人気のない公園とか、駅のトイレ辺りに駆け込むと思いきや、聖羅は迷うことなくラブホ入店を選んだのだ。
「大丈夫、センセはお金の心配しなくていいからさ」
聞けば、こいつの父親は優良企業の社長だという。
そんな娘がほいほいラブホに足を運んでいいものか、いささか別の意味で心配になるのだが…
「あぁ、センセ、すっごく硬いよ…」
可憐や麗華で感じてきたから、今更でもないが、この聖羅のテクもかなりのものだった。
人を見た目で判断しちゃいけないというのは十分承知しているが、この聖羅という子は可憐や麗華とはタイプが違う。
いかにもなギャルというか、遊んでそうな印象が強い。
彼女になら背後に男の影があっても十分納得できる。
「んんっ、んっ…お汁垂れちゃう…」
俺のに吸い付いて離さない、相当フェラ好きなのかこいつ…
「いや、そこまでされると、俺も我慢できないし…」
「いいよ、センセ、いっぱい出して…全部受け止めてあげる♪」
そう見えて、中身は意外と献身的なのだ。
聖羅はなおも俺のを咥えて、カリ先から根元まで、しっかりと丹念に舐めしゃぶりまわす。
それが、気持ちよすぎる。
今までで受けた中で最高のフェラかもしれない。
「せ、聖羅、ダメだ、もう出る…!!」
「んっ?んん〜っ!!」
それでも聖羅は、唇を離そうとはしなかった。
ドクドクと脈打ち、流し込まれる精液。
それを聖羅はしっかりと受け止める。
…そうやって仕込まれたのか…本人の性格なのか…
「んんっ…はぁあ…すごい…センセの、すごく濃いし、いっぱい出たぁ」
聖羅が嬉しそうな声を上げ、ようやく唇からモノを離してくれた。
「そこまでしなくていいのに」
「私が好きだからしてるの!センセだって気持ちよかったでしょ?」
「まあな」
少し呆れながら、俺は聖羅の頭をポンポンと軽く叩いた。
「えへへへ」
普段はお調子者だが、こういうときの顔はなかなか、いやかなり可愛い。
「お前、どこでそんなテク教わったんだ?」
「それは言えないなぁ」
可憐といい麗華といい、なんか手馴れてる感満載だっただけに、無性に気になるのだ。
「まあ、十分頑張ったけどな、聖羅も」
「きゃんっ!?」
ベッドの隣に腰掛けた聖羅を押し倒し、スカートを一気に引き摺り下ろす。