素人童貞な無職の男である。
日雇いの仕事で暮らしを糊しており、その鬱屈した精神ははけ口を求めていた。
原中はあまりの太りすぎで動きが遅いので、どうやって朋実の腕をつかむか考えていた。
（くそ〜体重が１１０キロもなければな）
原中は悔しがっていた。
と、そこで１つの方法を思い付く。
「なるほど、これならいけるかもな……」
原中は早速インターネットにつないで、とあるものを購入するのだった。
そして原中は強力な媚薬を購入した。

だが、それは媚薬ではなくだだの水だった。
原中は悪質なインターネット詐欺に引っ掛かったのだ。

そんな事を知らない原中は、それから１０日後朋実がよく来る公園で、原中が媚薬だと思っている物を持って朋実を待っていた。
そして、朋美が来たのを見て行為に及ぼうとした原中は警察に捕まった。
あの体重では、逃げ切れるはずもなかった。