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小学校の先生
官能リレー小説 - ロリ

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小学校の先生 28

俺の頭は真っ白になった。
このことがばれたら、俺は淫行教師として捕まってしまう。
刑務所の中では、性犯罪者に厳しいと聞いたことがある。
周りの囚人にいびられでもしたら、俺は半年も持つまい。
いや、仮に出所した所で、そんな奴を雇ってくれる場所はあるまい。
交友関係だって無茶苦茶になる。
俺の未来は終わったも同然だ。
「人呼んで……」
「止まれ!」
真弓が逃げ出すよりも俺の術の発動の方が速かった。
俺が手に入れた術は、いわゆる催眠術のように面倒な誘導などは必要ではない。
いわゆる念を飛ばし、相手の精神を直接支配するものだとDVDでは説明された。
だが、そんなことはどうでも良い。
大事なのは、急いで証拠を隠滅することだ。
そんなことを考える中で、ふと俺の頭の中に幼い日のことが思い出された。
当時の俺は、根暗でクラスの中でも浮いていた。
そんな中で真弓のような少女に憧れを抱いていた。しかし、良くある話だが当時のクラスメイトでスポーツの出来る奴が彼女を手に入れてしまったのだ。
当時の俺のことをどうこう言うつもりは無い。
だが、今似たようなことが繰り返されようとしていて、今の俺には力がある。
これは、過去をやり直せと言うことなのではなかろうか。
俺はその心に従うことにした。
実際のところ、この瞬間まではそんなに深いことを考えてはいなかった。
精々が、亜紀や希美に対する復讐程度の代物だった。
後はちょっとくらい良い目を見ようというだけだ。
だが、この瞬間からはっきりと俺は目的意識を手に入れた。
俺は今こそ、マイナスからプラスに向かって進むのだと。
俺は動かなくなった真弓を思い切り抱き締める。
そして、唇に口づけをすると思い切り吸い付いた。
少女の細い体は思っていた以上にやわらかかった。

しばらくして、唇を放すと俺はゆっくりと真弓に対して術を使うのだった。

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