PiPi's World 投稿小説

催眠能力
官能リレー小説 - SF

の最初へ
 -1
 1
の最後へ

催眠能力 1

俺は尚輝。一応高校生をやっている。
勉強なんかもうやりたくないと常に思いながらも仕方なく行ってる感じだ。
中出ではろくな仕事に就けないと親がうるさいし、別にやりたいことがある訳でなし
毎日憂鬱な日々を送るしかない現実
もういい加減うんざりしている。
顔もそれ程いいわけでも運動神経あるわけでなく
何から何まで平凡の二文字だ。

今日もまた平凡な毎日が始まる。
はずだった。
「行ってくる」
といつものように家を出る。
しかし、今日は朝起きた時から頭が痛い。
「なんだよぉ、朝から…ちくしょう」
頭の右側に鈍い痛みがしてイラつきながらも歩く。
隣の家の前を通った時
「尚、おはよー」
いきなり横から出てきて声を掛けられビックリする。
「何よぉ、そんなに驚かなくていーじゃん」
「いきなり声を掛けるなよ。ビックリするだろ」
「別にいつものように掛けただけだけど…変なのは尚でしょ」
「……」
今、挨拶して驚かせたみたいに言われて少し怒りぎみのこいつは幼なじみの南
同じ学校の同級生だ。
長い黒髪に目の大きな所謂美少女である。
学校でもかなりモテるらしいが俺には昔からの腐れ縁からか別に何とも思わないが
「朝から頭が痛いんだよ。機嫌悪いからあまり話掛けるな」俺はイライラしながら、学校へと歩き始める。
「へぇ、尚でもそんなことあるんだ」
人を病気もしない仙人かなんかみたいに
俺は立ち止まると振り返った。
「おはよー、尚ちゃん!」
俺がなんか言おうとした途端、いきなり入ってきたのは南の妹の沙奈
こっちも南に負けず劣らずの美少女中学生
「もーう、お前ら姉妹は…」
姉妹揃ってよく似てるよ
そう言おうとした途端に突然頭に激痛が
そのまま倒れてしまう。
「な、尚!どうしたの!」
ビクともしない俺に慌てふためく南。
次に俺が目覚めた場所は、よく見慣れた場所、自分の部屋のベットの上だった。
しかし1つだけ違う景色があった。
ベットにもたれ掛かるようにして寝息を立てている女の子、南の存在だった。

SNSでこの小説を紹介

SFの他のリレー小説

こちらから小説を探す