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地球卵
官能リレー小説 - SF

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地球卵 70

「うわわわああぁぁっっ!!!」
進一は叫んでヴァネッサの腰を掴んでペ○スをブチ込む。
そして滅茶苦茶に腰を振った。
牝を屈伏させる為に。
ただ、それは牝でなく猛獣そのもの・・・
小兎の牡が獅子の牝に挑んだのと同じだった。
「ふふ、まだやんちゃな牡が残っていたな。」
薄く笑うヴァネッサは何処までも冷静だった。
進一の突きに喘ぎすらしない。
冷静なヴァネッサに進一は焦り、更に激しく突くがヴァネッサの薄ら笑いは変わらなかった。

そして一回目の射精・・・
その瞬間、進一の表情は変わった。
「ひいぃぃっっ!!」
悲鳴と共に瞳を見開き涙する。
精液を放出するのではなく、それこそ魂までも根こそぎ吸い取られるようだった。
ヴァネッサは一気に体勢を変えて進一にのし掛かる。
野性を思い出させたのは、それを根こそぎ打ち砕く為だった。
ニンフ人に仕えるのに、牡の野性は必要無い。
今の進一では、いずれ売春夫にしかなれないレベルだ。
獣性を完全に取り除かないと、今後カレンが上に上がれなくなる。

ヴァネッサは進一を殺す気ぐらいで最後の調教に挑んでいた。
もしこれでも獣性が取れなければ進一を殺すぐらいの覚悟が彼女にはあった。
カレンは実力を上げ、チャンピオンへの道を進み始めたが、完全に進一が足を引っ張っていた。
ヴァネッサはカレンをチャンピオンすると言った以上、最後まで面倒を見る。
チャンピオンになるその日まで、カレンを鍛える気だ。
だが、それには進一の調教をここで終わらす必要があった。
身も心もカレンに捧げれる牡奴隷に・・・

そうすれば、ヴァネッサが叶えれなかった夢・・・チャンピオン以上のチャンピオンとして貴族の地位をカレンが勝ち得るかもしれないからだ。
牡の心を折るのは可哀想だが、それが人間に産まれた定めだった。
進一の叫びが段々ただ事でない悲鳴に変わり、カレンも心配になってくる。
そのカレンにヴァネッサが言った。
「カレン、進一のア○ルを犯せ。止めを刺し、カレンの真の牡にするんだ。」
一瞬迷ったカレンだが、ヴァネッサの言う通りに動く。
双頭ディルドーで進一のア○ルを犯した。

その瞬間、進一の意識は飛んだのだった。


数日後、カレンの試合の前日となった。
あの後、カレンはヴァネッサに仕える道を選んだ。
引退するその日までコーチして貰い、愛して貰う為に・・・
ヴァネッサもそれを許し、カレンのファームはヴァネッサと共同となった。
いずれ、ファームの主はカレンがチャンピオンになったら代わるとヴァネッサは言うが、今はヴァネッサが主だ。
そして進一は・・・
すっかり変わっていた。

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