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地球卵
官能リレー小説 - SF

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地球卵 65

「ユウも、進一君のオ○ンチン舐めていい?」
驚くような発言だが、ヴァネッサは笑って言う。
「随分彼のフェラが気に入ったようだね。ユウの好きなようにすればいいさ。」
「うん、だって進一君・・・オ○ンチン舐めるの上手だもんっ!」
誉められて嬉しい内容ではないが、倒錯的な快感に進一の頭はそれすら嬉しく感じさせる。
進一のDNAに刻まれたニンフ人の奴隷としての洗脳効果が、こんな形で覚醒してきたようだった。
いつしか進一とユウは、シックスナインの体位でお互いのペ○スを舐め合っていた。


「んぐぅっ!?」

そして一足先にユウが盛大に射精する。その精液の多いこと多いこと。
あまりの量に飲みきれず、進一は口を離して思わず吐き出してしまった。
苦しそうにむせる進一にユウは申し訳なさそうに、背中をさすりながら謝罪する。

「ご、ごめんねっ!?ぼ、ボクってばあんまり気持ちよかったから、つい・・・!」

それに対し、進一は気にしなくていいとばかりに手で制するとヴァネッサを見る。
そのどうだと言わんばかりの態度が気に入ったのだろう。
彼女はおもしろいとばかりに、唇の端をゆがめて不敵に笑った。

「・・・ユウ。もういい。今日のところはもう帰りな。
 後のことは私がする」
「え?で、でも・・・」
「聞こえなかったか?今日はもう帰れと言ったんだ」

ヴァネッサの強い物言いに、ユウはしばらく困ったように彼女と進一を交互に見比べていたが。
やがて小さな声で『ごめん』とつぶやくと、逃げるようにその場を後にした。
彼は、ヴァネッサのパートナーではなかったのか?
進一のそんな疑問が透けて見えたのであろう。
ヴァネッサはイスから立ち上がり、ゆっくりと歩を進めながらその疑問に答えてやった。

「残念だけどあのコは私のパートナーじゃない。
 あのコはこのスラムで暮らしている、ただの売春夫だよ。
 すごかっただろう?あのコの舌使い」

ヴァネッサはそう言いながら、ついに進一の前までやってくると、精液まみれの彼のあごをつかんで無理やり自分に向けさせる。
赤の他人の精液にまみれた、男として屈辱的な上田であるにもかかわらず、進一は強い意志のこもった瞳でヴァネッサを見返す。

「・・・ほう?なかなかいい根性をしてるじゃないか。
 じゃあ、今度は覚悟のほうを見せてもらおうかね?」

するとヴァネッサは、進一の身体に乗りかかって身動きできないようにしてしまう。
下手に動けば大きな乳房で押しつぶされてしまいそうな状況の中、ヴァネッサは器用に進一の剛直をつかんで自らの秘裂にこすり付ける。
その行動の意味するところを理解した進一の顔からサッと血の気が引いた。

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