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地球卵
官能リレー小説 - SF

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地球卵 60

よほど気に入ったのか、もう一口味わおうと、カレンは美由紀の乳首にもう一度しゃぶりつこうとする。
それに気づいた進一はあわてて彼女を止めにかかった。

「ちょ、ちょっと待てカレンっ!?
 そこまでっ!それ以上やったら、2人とも倒れちまうって!」
「んお?」

進一に言われ、カレンは何気なく見上げてみると。
そこには大量のミルクを吸われ、幾度となくイカされ続けて疲労した美由紀の顔があった。
その様子からさすがにこれ以上はまずいと理解したカレンはしぶしぶと顔を離す。

「ったく、根性ねーなー・・・。体力なさすぎんじゃねーのか?」
「おまえ、あれだけ2人からミルク搾っといてまだ足んねえのかっ!?」

不満タラタラのカレンに、進一は思わず突っ込んだ。
進一の腕の中では一足先にミルクを吸い尽くされてKOされた悠美香が介抱されていた。
腐ってもニンフ人のカレンの乳吸いにイカされ続け、腰が抜けてしまったのだ。
進一の剣幕に、カレンは叱られた犬猫のように身体をすくめる。

「う。だって、こんなうまいモン食べたの、初めてだったから・・・」
「まったく・・・喜んでくれるのはうれしいけど、次からはもっと手加減してくれよ?
 2人ともオレたちのためにここに来てくれたってのに、それを仇で返したら元も子もねえだろ?」
「ぜ、善処します・・・」
「初日からこんな調子じゃ、もっと乳母がいないとダメかもな・・・」

豊満な体を縮こまられながら謝るカレンに、進一はため息をつきながらそんなことをつぶやいた。
この新しいご主人様を1人前にするまでの道のりはまだまだ遠く、険しそうだった。

――――

それからというもの、カレンは何かに目覚めたかのように格闘技と人間にのめりこんだ。
今まで以上に厳しいトレーニングをする傍ら、進一の精液を上と下の口で味わい。
悠美香と美由紀の母乳を心行くまでたっぷりと飲み干した。
日常生活が充実したおかげで、少しはニンフ人の自覚が出てきたのかもしれない。
その結果、カレンは連戦連勝を繰り返し。
あっという間にCクラスとなり、土曜日に出られるくらいの選手に成長した。

「いよっしゃーっ!!また勝ったぞーっ!進一ぃーっ!!」
「ば、バカっ!?そんな血ぃ出したまま暴れんなっ!?」

今日も多少のケガをしつつも、試合に勝ったカレン。
性格は相変わらずだが、主人の成長に進一も喜びを隠しきれなかった。

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