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地球卵
官能リレー小説 - SF

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地球卵 32

一生懸命逃げようにも、フォルトナの筋力に敵う訳無く、それどころかフォルトナは中で指を動かし始める。
「イヒィーッッ!!、イヤッ、イヤァッ!!」
ペ○スを裏からシゴかれているような強制的な快楽に、進一のペ○スは火を噴くようにスペルマをドバドバと飛ばして、進一自身を白く染める。
それでもフォルトナの両手は止まる事無く、表と裏から進一のスペルマを搾り出そうと動いていた。
進一の方は、生暖かい不快な感触・・・普通に生きていればかける事はあってもかかる事の無い不快な感触が更にパニックを深くする。

だが、泣こうが叫ぼうがフォルトナは止まらず、それは進一が白濁液にどっぷりと浸かるまで行われたのである。

自分の精で真っ白に染まり、うわ言のように『ごめんなさい、ごめんなさい』と繰り返す進一をフォルトナは静かに見ていた。
あの激情は今のフォルトナには無い。
フォルトナは進一の顔に自分の顔を近づけると、進一の涙の跡をゆっくりと舐める。
それは先程の激情が嘘であったような優しい舌使いだった。
「・・・進一は、私だけの物だ・・・私だけの為に生きろ。」

プライドを跡形も無く砕かれ呆然としていた進一は、その優しさに様々な感情が交錯して更に涙が止まらなくなる。
そして涙に濡れる進一の瞳が、フォルトナの瞳に光るものを捉えていた。
・・・えっ?・・・涙?!・・・

この強く美しく、理不尽で自己中心、問答無用な主が流す涙を見て、あんな仕打ちを受けながら不覚にも進一の胸が熱くなってしまう。
この主人に心底愛されてるんだと・・・

やっはり、この方だ。
この方に生涯お仕えしよう。

辛い仕打ちすら、今の進一には主人の精一杯の愛情に感じていた。
「フォルトナ様・・・一生付いていきます!」
「当たり前だ!、今回の件は私が孕むまで許さないからなっ!!」
「・・・あの・・・それは明日からでいいですか?」
「馬鹿者っ!、今すぐに決まってるだろっ!。さあっ、腹膨らむまで注がないと卵子すら降りてこんからとにかく注げ!」
「ゆっ!、許してぇーっ!!・・・」
思えばこれが進一の辛くて不遇な、それでいて気持ちよく幸せな生活の始まりだったのだ。

そして、その日の昼前・・・
結局フォルトナに学園のベルが鳴るまで、進一は 搾りに搾られたのだ。
最後は記憶すら曖昧で、あのバスに戻って来たのがいつかすら覚えていなかった。
一応学園では授業時間は護衛やメイドや種付け牡も教室に入れない。
控室で待つか、私室替わりのバスで待つのが通例である。
進一は、そんな決まりに助けられた格好だ。
いつの間にか綺麗にされ、温められたミルクコーヒー(味からすると霧香のミルクらしく、メイド達が取り置きしてくれていたらしい)で一息ついていた。

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