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地球卵
官能リレー小説 - SF

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地球卵 4

地球国民としてはうれしくとも、パートナーとしては複雑なのだ。
文句の言えなくなった2人は出産後はしっかrHしてもらうことを約束すると、3人はそのまま食事を済ませて学校に向かった。
当然、全裸が基本なので身につけるのは靴下と靴だけだ。

「おーはよっ!進一っ!」
「おう、アレナか。ん?おまえ、女になったのか?」

後ろから呼ばれて振り向くと、そこにはニンフ人と地球人の混血、アレナが立っていた。
しかしその性別は進一の知っているものとは違う。
彼の知っているアレナは活発そうな男性だったはずだ。
しかし今の彼・・・否、彼女の身体は一回り縮み、身体も女らしくやわらかな丸みを帯びている。
心なしか髪の毛も少々伸びているようだ。
進一の指摘にアレナは恥ずかしそうに頭をかきながら告白した。

「へへへ・・・そうなんだ。ついに男を捨てましたーっ!」

はたから見れば変態丸出しの発言。
しかしニンフ人と地球人との混血化が進む今の時代において、混血児の『男を捨てる』という言葉は『1人前になる』と同義であった。

「へえ〜、これでおまえも1人前か〜」
「約束通り、進一の子供宿したいな」

すり寄るアレナに進一は言う。

「その分だと申請書類出したのか?」

「うん、種子提供男性に入っているから大丈夫って……でもこのまま男捨てられなかったらどうしょって思っていたの」

ニンフと地球人のハーフの男性はアレナの用にニンフ人の第二次性調が出る子と出ない子が出てくる。
ニンフ人と地球人とのハーフはこれが問題で生き方や恋愛にも影響を及ぼすのだ。

「はぁ……順番待ちになるぞ」

「うん、だって進一は優良種子提供者だからね……」

進一が種子提供者として登録されたのは八歳の時だ……筆下ろしの相手はあこがれのニンフ人のお姉さんで三日三晩も行為し、数日後には初めて来た街で知らない女性の家で同じく三日三晩セックスした。その後も立て続けに二人も相手して四人とも妊娠した……事前検査で活きがよい精子を持つ事が確認され更に初精子となれば競売になる。
ニンフ人女性にとって初精子で子を宿すのは一種のステータスみたいなモノだ。

「二人とも初モノ待ちなんでしょ?」

「まあなぁ……」

この時代の男は女性には困らないが精神的な悩みからかややセックスレスみたいな気分になるのが多い。

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