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地球卵
官能リレー小説 - SF

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地球卵 28

RPGで、スライムを楽勝で倒せたのにいい気になってドラゴンに挑んでしまった気分だった。
しかし、進一の今日の受難はこれが最後でなく、これがほんの始まりだった事に後々気づかされるのであった。


途中までアルカニーナとシャスティと歩いていたフォルトナだったが、立ち止まると二人に向かって言った。
「二人共、私は先生に種付け牡獲得の挨拶をしてこようと思う。先に教室に行ってくれたまえ。」
フォルトナの言葉に、二人は理解して笑みを見せる。

「そうだよな、先生に挨拶しとかないとな。」
「ふふ、先生も可愛い進一を気に入ってくれるでしょうね。」
会話においてきぼりの進一だが、勿論決定権が無い訳なので黙って見ている。
「うむ、勿論だ。進一なら先生を唸らせるだけの自信はある。では、行ってくるよ。」
そう言うとフォルトナは踵を返しスタスタと歩く。
勿論、進一のペ○スを掴んで・・・
「だからフォルトナ様ぁっ!!。オ○ンチン引っ張らないで下さい!!!」
「細かい事気にするな進一!。ほらっ、早く行くぞ!」

背中でクスクスと笑い声を聞きながら、進一は無理矢理フォルトナに引っ張られて行ったのだ。


そのフォルトナが行った先は教師専用のフロアであった。
彼の通っていた学校と違い、大きいだけあって教師それぞれに個室があるらしい。
勿論、進一にそんな事を驚いている余裕は無く、無理矢理ペ○スを引っ張られながら、とある部屋の前に来た。
「フォルトナです。先生、失礼します。」
フォルトナがノックすると向こうから入って来なさいとの返事があり、フォルトナはそう返してドアを開ける。

そして、中にいた先生の前まで進一を引っ張って行くと、ニンフ人の挨拶、両の乳首にキスをして彼女を見た。
「レムリア先生、おはようございます。今日は先生に私の種付け牡獲得の挨拶に参りました。」
フォルトナの優雅で気品溢れた挨拶の間、進一の方は固まってしまっていた。
そのレムリア先生の事を進一はよく知っている。
彼女は進一にとって近所の憧れのお姉さん。
つまり、進一の童貞を奪って孕んだ最初のニンフ人だったのだ。
驚く進一に、レムリアはあの時と変わらぬ優しい笑みを見せる。

「久しぶりね、進ちゃん。大きくなったわね。」
「あっ・・・はいっ!、お久しぶりです!!」
優しいお姉さんな笑みのレムリアにしどろもどろで進一は答える。
かなりフォルトナの視線が痛かった。
「先生、進一を知っているので?」
しどろもどろになりながらそれを誤魔化すように挨拶のキスを割れ目にした進一の頭を、フォルトナはかなりキツい視線で見る。
心なしか、言葉に怒気がある。
「ええ、ご近所のファームの息子さんで、昔に童貞を頂いたわ。」

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