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地球卵
官能リレー小説 - SF

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地球卵 12

それどころか、中にある精液の全てを吸いだそうとするかのように更に強烈に吸い上げる。
「ぎひいぃぃぃっっっ!!」
進一は四肢を痙攣させ、背中は弓反りになる。
白眼を向いてしまうぐらいの快感で、今まで体験した事が無い程の量の精液をフォルトナの口にぶちまけ続ける。
フォルトナは満足そうに飲み干していくと、静かに口を離した。
進一の方はと言うと、既にフォルトナに支えて貰わないと立ってられないぐらいだった。
「ふふ、こんなに精液が旨い物とは思わなかったな。それとも君だからか、進一?」

そのフォルトナに進一は答えられなかった。
「さあ、続きだ、続き。もっと私を蹂躙してみてくれ」
優雅にかつ淫らにそう誘うフォルトナだが、進一には凶悪な猛獣が咆哮しているなかようにしか聞こえ無かったのだ。


・・・その後、胸で十回、ア○ル十回、ヴ○キナ十回、進一は膝から崩れ息を切らしながら手を床についていた。
フォルトナは多少息が上がったものの平然としていた。
「いや、君を選んで正解だったよ。霧香とほのかで君の血筋の素晴らしさを感じていたからね」
進一には既に返事する気力も無い。

萎えた事などないペ○スに元気がなくなっているぐらいであった。
しかしながらフォルトナのファームの種付け牡としては合格らしく、フォルトナは満足そうな優しい笑みを浮かべていた。
「進一、これから私のファームの為に頑張ってくれ。今日はご苦労だったね、ゆっくりおやすみ」
フォルトナの言葉は心からの優しさで、進一は涙が込み上げてくるのを感じ、身体を崩れ落とす。
もう体力的に限界で動く気力も無かった。

だが、彼の主は・・・彼の想像以上だった。

「さて、私の子供を孕んだ愛しい霧香とほのかと再開できた事だし、二人共、今日はたっぷり可愛がってあげるよ。誰か!、私の可愛い種付け牡を介抱してあげてくれ。私は彼女達と楽しんでくる。エスメラ殿、今日は本当に感謝してます」
そうフォルトナは言うと、霧香、ほのかを抱きしめ部屋から出ていく。
霧香、ほのかはフォルトナに抱かれてうっとりしているものの、少し進一を心配そうに見る。
エスメラはそんな二人に笑みを向けながら、進一を抱き上げて頭を撫でた。

「よくやったわね。合格よ」
破天荒な爆乳や超乳が基本乳女や乳母のように母乳を出す事が無いニンフ人の胸はそこまで大きくない・・・とは言っても理想的な美巨乳に進一の頭を抱き寄せたエスメラは子供をあやすようなやさしさで進一に言う。
体力を使い果たし弱々しく泣く進一の気持ちは分からなくもないが、人間とニンフ人では資質や思考が違い過ぎるのだから仕方ない。
そもそもファームは一夫多妻制で、霧香やほのかは進一と夫婦となる訳だが、フォルトナは違う。
あくまで主従なのだ。

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