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地球卵
官能リレー小説 - SF

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地球卵 11

そして、その笑みは只の外向きの笑みではなく、進一をある程度認めたからこその笑みであった。
進一はその笑みに魅了されながら思う。
全力でかからないと、彼女は進一を切り捨てるだろう。
彼女の優しい笑みはその裏返しなのだと。
そして、支配者たる自信に溢れた笑みだろうと。

進一は唾を飲み込みながら心の準備をする。
「行きます!」
かなり強引にフォルトナの頭を掴みペ○スを口にねじ込む。
進一のペ○スでフォルトナの口はこれでもかと広げられた。

勝負に持ち込むならここだ。
口ならフォルトナサイズでは大きく身動き取れないだろうとの読みだ。
無理矢理といきなりで機先を制し自分のペースに持ち込もうとした進一だが、フォルトナの表情は変わらず、いやむしろ『どうしてくれるんだい?』と言いたげな表情で進一を上目遣いで見る。
その表情に火をつけられた進一は、牡そのものの表情で強引に腰を振り始めた。

・・・だが、進一はニンフ人について無知すぎた。
若いから仕方ないだろう。
今までのニンフ人はお互い楽しむ遊び感覚のセックスだったが、ファームは違う。

ファームにおいてニンフ人は実力で人間達に主として認められなくてはならない。
だからファームを持てないニンフ人の身分は低いし、男に返り討ちに合えば生きている資格がないとさえ言われている。
それだけにフォルトナは本気だし、彼女は多くのニンフ人の上に立てるだけの器だった。
すぐに進一は本気のニンフ人の恐ろしさを知る事になる。
「くはっ?!」
口腔内に突き入れただけで人間の膣以上の快感、射精をこらえるのがやっとだった。
しかも、フォルトナは何もしていない。

それでこの快感だからニンフ人恐るべしである。
二、三度突いてみたが、そこが限界だった。
爆発するように精液を放出してしまう。
それは爆発と言うより暴発と言っていいかもしれない。
進一は放出のと、まるで吸い取られたようなのと合わさった虚脱感で腰が砕けそうになるが、これが終わりでなかった。
フォルトナが舌を動かしてきたのだ。
「ひいっあぁっ!!」
それは悲鳴に近かった。
双子の妹のどかと容姿がそっくりなだけに、その悲鳴は女の子のようであった。

狭い口で不自由かと思いきや、フォルトナは唇や歯を巧みに使い、舌を自由自在に動かして進一のペ○スに想像以上の快感をもたらしたのだ。
それは蹂躙と言って良かった。
蹂躙する舌の動きで、すぐに進一の頭は真っ白に弾け、射精してすぐにも関わらずまた射精してしまう。
フォルトナはそれをゴクリと飲み込んだ後、更に勢い良く吸い込んだのだ。
「ひいっ!、ひやぁっ!!、ひぃやあぁぁっっっ!!!」
進一の口から大音量の絶叫が放たれる。
腰が砕けるが、フォルトナは進一の尻を抑えそうはさせない。

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