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狂喜の科学者
官能リレー小説 - SF

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狂喜の科学者 3

昨日の実験から一夜明け、ローズはぼんやりと目を覚ました。
(あれっ、もう朝?)
まだ覚醒しきっていない彼女はそう思った。
「おはようございます。ローズ様。」
「あっ、コマチ。おはよ〜」
ローズは寝ぼけたまま、そばで待機していたアンドロイドに、挨拶を返した。
ちなみにコマチとは髪型三つ編みにしているこのアンドロイドの事だ。
ついでにここで他のアンドロイド達について説明しておこう。
サクラ、髪型ロング
タマミ、髪型ツインテール
ナノハ、髪型ポニーテイル
フヨウ、髪型ショートカット。
コマチとサクラは屋敷を担当、
タマミとナノハは研究所を担当、
フヨウはローズの外出時の世話と護衛を担当していた。
「ふぁ〜、今日の予定何だっけ?」
「はい、十時からサカキ重機と二時間ほど打ち合わせ、六時から天美製薬のパーティーに出席となっております。」
「あれっ?今日二件もやらなきゃいけないんだっけ?めんどくさいな〜」
普段は黙々と研究しているか、自分の発明品で遊んでいる(主に性的に)ローズだが、資金やコネ作りのために、会社と取引等を行っている。
ただし、相手にしているのは裏社会の人間や、政界の大物も含まれていたりする。
「朝食の準備はできております。こちらにお持ちしましょうか?」
「うんっ、そうして、ただその前に・・・」
コマチの問いに返答するとローズはシーツをめくり。
「ちょとこれ抜いて。」
そう言って自分の勃起したモノを指差した。
「またですか?良いですけどこの前みたいにオーバーヒートさせないで下さいね。」
軽く文句を言いつつも、メイド服のスカートをたくし上げ、パンツをずらし、そのままローズに馬乗りになった。そして、ローズの一物に狙いを定め、一気に腰を下ろした。
「ふっ!んっ、ん〜〜!」
「あっ、あ〜〜ん!」
疑似愛液であらかじめ濡らしていたため、あっさりと飲み込んだ。
「ローズ様、このままだと、やはりオーバーヒートする可能性があるので、感覚を遮断する許可を頂きたいのですが。」
「だ〜め、折角だから喘いでいる顔見せてよ。」
そういって、コマチの腰を両手で掴んだ。
じゃ〜、いくよ〜。」
「まっ、待ってくださ・・・」
コマチが言い終える前に、ローズは腰を動かし始め、辺りにグチュッ、グチュッ、と音が響いた。
「まっ、待って、こわっ、こわれっ、こわれてっ、」
コマチの訴えに全く耳を貸さず、それどころかローズは更にスピードを上げた。
「あっ、もっ、いっ、あっ」
あまりの激しさに、まともに話せなくなったコマチ。それを見ていたローズも限界だった。
「いっ、いくわよ〜。」
ドビュッ、ドビュビュビュッ
ローズが盛大に射精した瞬間・・・
ボッシューー・・・
なんと、コマチの頭から煙が出ていた。どうやら彼女が危惧していた通り、オーバーヒートを起こしたらしい。
「あっ、あれっ?コマチ?お〜い」
焦ったローズがコマチを揺さぶっていると・・・
ガチャッ
「だから言ったじゃないですか、オーバーヒートするって。」
食事を運んで来たサクラが、文句を言いながら入って来た。
アオイの一部である五体あるアンドロイドは人格、記憶など一つにまとめている。
サクラは動かなくなったコマチを退かすと、テーブルに朝食を並べた。
「それでは、コマチを下の研究所で修理いたしますので、ごゆっくり。」
そう言って、コマチを抱えてサクラは出て行った。
(やりすぎちゃたな〜、やっぱり冷却装置を強化しようか・・・いやっ、回路を絶頂に耐えられるものにするか・・・それとも・・・)
アンドロイドの改善計画を立てながら、ローズは朝食を取り始めた。


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