処女搾乳物語〜their daily life2〜 59
「ん…確かにそれしか策がない−か。じゃあフィーナさん呼んで来るからエミュちゃんはここで待っててね。」
「ごめんねお兄ちゃん…」
部屋を出て行こうとする秀憲に「シュン」となって謝るエミュ。まぁ今回は確かにエミュの不注意か。
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10分後、額に軽く怒りの四つ角が浮かんでいるような気がしないでもないフィーナがやってきた。
「…ちゃんと話を聞いてからやりなさいエミュ。今回はなんとか大丈夫だったからといって次はどうかは分かりませんよ?命に関わることだってあるのだし…」
「フィーナちゃんごめんなさいぃ…」
ふにゅうぅぅとエミュが小さくなる。エミュも責任を感じているというところか?
「私は良いわ。ここに来て戻るだけの時間は取れたから。でもね、いきなり引っ張っていかれた秀憲さんと何がなんだか分からないまま処方されようとした明日香さんにはちゃんと謝っておきなさいね。」
『これ説明書です』と電子ペーパーを秀憲に渡してフィーナはそのまま戻っていった。彼女にも自分の仕事があるのだろう。
…その背中が少し哀愁が漂っていたような気は…しないでもなかった。
総責任者は大変である。
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「じゃ、じゃあ気を取り直して…え〜と…なになに?」
場をとりなすようにわざとらしい言葉を言い出す秀憲。そのまま電子ペーパーの中身を開いていく。
…が、
「…え?マジ?」
中身を全て読んだ秀憲はたら〜んと汗をかいて硬直していた。
そこにはこう書かれていた。
『小瓶に入っている粉薬を乳族の愛液と牡奴隷の精液で溶いて対象乳奴に飲ませて、牡奴隷とS〇Xをして一発中出しすれば良し』
と書かれていたのだ。
つまりエミュの愛液と秀憲の精液で溶いた薬を明日香に飲ませて秀憲とS〇Xをしろと言う事なのだ。
「そっ…そんなの…嫌だから…ぜ〜ったい飲みたくない!…」
当然ながら拒否する明日香。
しかし残念ながら明日香に拒否権など有る訳がない!
明日香は愛液と精液で溶いた薬を飲むしかないのだ。