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女体改造
官能リレー小説 - SF

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女体改造 8

子を出してきた。
それをみて俺は驚いた。
なぜなら全身ボンテージ姿だからだ。これはどんなものかがだいたいわかった。
「これは、Mの人用のものです。さらにただSなのではなくツンデレ属性があります。」
「ふむ・・・」
次々と紹介されるホムンクルスたち。
その出来栄えがどれも及第点であることを確認すると、俺は無言で優華の頭に手を乗せた。
「ふえ!?ご、ご主人様!?」
突然のことに優華は『帝さま』ではなく『ご主人様』と呼んだ。
きちんと公私の区別をつけるために仕事場では名前で呼ばせているのだが、今回は目をつぶってやろう。
混乱しているかわいいホムンクルスに、俺は最高のほめ言葉をくれてやる。
「よく、やったな。えらいぞ」
「あ・・・!は、はいっ!」
その言葉に、優華は心からの笑みを浮かべた。
主人である俺に褒められることは、ホムンクルスにとって何よりもうれしいことなのだ。
「出荷の準備が済んだら俺の部屋に来い。
 褒美に今晩はたっぷりかわいがってやる」
「え、ええっ!?で、でも今日は他のコの日では・・・?」
「1人増えたところで問題はない。わかっているだろう?それとも何だ。嫌なのか?」
「・・・ッ!?・・・・・・!!」
その言葉に首を千切れんばかりに横に振り、あわてて否定する優華。
彼女の様子に満足した俺は、じゃあ早く済ませてしまえと言い残してその場を後にする。
すでに俺の部屋で待っているであろうホムンクルスを説得しなければならないからだ。
さて待ち人は俺の気まぐれにいったいどんな反応を示してくれるかな?
まあどんな反応をしようと、最後は俺の言うことを聞かせるのみなんだけどな。
俺は意地の悪い笑みを浮かべながら、自分の部屋へと足を進めるのであった。


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